ともか さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
素晴らしい作品ですが、詰め込みがちょっと残念
原作ゲーム(PS2版)は先にプレイ済みです。
物語も原作とほぼ同じに作られていました。
設定がやや難しいですが、途中で「?」と思っても
後になって「あの時のはそういう事だったのか」と分かるような感じ。
ネタも面白く、観ていて飽きた回は一度もありませんでした。
ただ、詰め込みなのが玉に傷。
{netabare}3人の√+過去の話+メインヒロインの後半{/netabare}の話を、
12話におさめるのは少々無理があったかと。
最後の部分は感動しましたが、読解力不足の私にとっては
{netabare}・夢を見終わると死んでしまう。この病気は次の代の人にも乗り移って引き継がれる。
という「病気引き継ぎ」を断ち切ることは結局できたのか?
・いちばん最後、半透明な主人公&みすずちんが防波堤に座っていて、
知らない少年&少女(どちらも小学生くらい)が浜辺を走っていくシーンは、
果たしてどういう意味なのか?{/netabare}
といった部分が理解できませんでした。
キャラは、さすがは鍵作品という感じです。
個性が眩しいくらいに輝いていました!
作画は悪くないのですが、初期の「いたる絵」にありがちな
顔パーツのアンバランスさが、アニメにおいても直っていなかったので、
評価は中の上くらいで。
もしかすると原作絵を忠実に再現しようとしたのかもしれませんけどね^_^;
そして、この作品の特筆すべき点はズバリ「音楽」だと思っています。
・鳥の詩(OP)
・夏影(挿入歌?)
・青空(挿入歌)
・Farewell song(ED)
どれを取っても優良曲以上~神曲です!
あくまでもLia(歌手)好きな私の個人的評価ですがw