こたろう さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
黒い、デカイ、硬い、重い、強い
コレですよ、コレ。
これぞロボット。僕達が憧れるスーパーロボットです。
無骨でデカくて硬くて金属っぽさがいっぱい。
地面にヒビ割れを作りながら歩く重量感。
敵を殴り飛ばす物理攻撃の力強さ。
いたる所に装備されている飛び道具の数々。
中世時代の彫刻のような無表情だけど精悍な顔立ち。
そして黒い!
うん、うん♪
黒いボディこそがロボットらしさを際立たせるってもんです。わかってらっしゃる。
ぐはぁ、たまんねーッス。この素敵なセンス。
ビッグ・オーというロボットは私の好みにドンピシャでした。
そんなビッグ・オーを操るのは、ネゴシエィター(交渉人)を商売とする伊達男。
紳士らしい立ち振る舞いや身形に拘ったキザな主人公が、これまたスーパーロボットにお似合いです。
記憶を失った街で、商売柄様々な事件に関わる主人公、ロジャー・スミス。
交渉人なのに結局最後は荒事に巻き込まれ、唯一無二の無敵の巨大ロボットで強引に事件を解決していくお話w
ちょっと前のアメリカっぽい街並みと、登場人物の大人な立ち振る舞いが、いい雰囲気を醸してます。
・・・・という所が見所であり、全てです。
大枠のストーリーはありますが、そこは意味不明でした。
色々と回りくどい説明と、よくわからない世界観の設定のせいで、残念ながらサッパリわけがわかりません。
理解できたところで、そんなに衝撃展開があるわけもなく感動的でもないと思いますが。
しかし正直、話なんかどーでもいい。
芝居がかった派手なアクションで、でっかくて強いロボットが活躍する!
これだけで、充分な作品です。
少なくとも、スバロボ大好きな私にとってはね。