「いちばんうしろの大魔王(TVアニメ動画)」

総合得点
77.9
感想・評価
1649
棚に入れた
10396
ランキング
588
★★★★☆ 3.5 (1649)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.3
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

安芸音 秋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いや、十分面白かったんだ、ほんとに

とりあえず
めっちゃ荒れた某問題とかは置いといて

率直に面白かったです
ラノベ原作1クールものって、大抵すごいコレじゃない感が満載なんですが、これに関しては満足度高め
最初は私にも「けっ!またエロけりゃ視聴者釣れるとか思ってるアニメかよ」なんて思ってた時期がありました・・・
けど、原作5巻分一気に消化した割りには、展開マッハというより、いい意味でのスピード感

☆物語
おっと、エンジェル伝説の話はそこまでだ

超善人が魔法学園に編入
ハリポタの寮分け帽子みたいなのに、おまえ将来は魔王だから!と言われ学園生活混沌化
この時点で、「学園エロコメもの」のレッテルを貼ったんですが、中盤から一気にクライマックス化笑
最初のギャグ要素が嘘のように、シリアス展開の連続です
最終的に世界のシステムである神を殺すなんていう、壮大なスケールに発展しちゃったの
1クールでよくそこまで持っていったなぁ・・・と

それにしてもカラスの言う事の信憑性について疑問
まぁ、最終的に当たっちゃってるけど・・・あのシステムって学校ぐるみの壮大なイジメではないだろうかと笑

最終回途中のセリフ
「信仰や物語に頼った生き方よりも・・・」
ってのは結構共感
共感したけど、いざその場で受け入れろって言われたら無理ぽです
これは本当に強くなきゃ受け入れられないんだろうなぁ
あと途中ブレイブが言った既存のシステムを放棄したくない人達に関しての事等、結構魔王様の持論にも無茶なトコがあるのかなぁなんて思いました
ただ、やはり変革にはそういった様々な犠牲は避けてけないよね・・・なんてシンミリしてたら

メインキャラクター以外の記憶を改変して、ハッピーエンドで終わりやがりました笑
いや、ほんと凄い
ビックリした
賛否ありそうですが個人的に満足笑

☆キャラ
清廉潔白主人公
・・・かと思いきや3話目位にいきなり魔王モード入って笑いました
手足捩れちゃってるし鬼畜すぎだろjk
そこからは日常モードと魔王モードのギャップが楽しみの一つに
両モードとも案外すんなり受け入れられる感じ

女性陣に関しては若干消化不良気味です
ふんどしちゃんは掘り下げやらメイン回があって納得なんですが、ころねちゃんはメイン回ある割に最終決戦ほとんど出番なしで残念・・・一番好きなのに苦笑
メインヒロインであろうけーねちゃん、マジチートな感受性とバックグラウンドなんですが、ちょっと掘り下げ不足かなぁと思いました
中盤もっとけーねちゃん全面に押し出してよかったと思うの

エロにスタッフのフェチ魂を感じました笑
終盤のシリアス展開を見越して前半~中盤にかけてエロ詰め込みまくったのでしょうか??
それにしても、何このエロアニメな描写多数
コメディとしてはアリかなぁとも思いました
無駄に服破れたりするし
但し、エロに関して本番はDVD特典なんだぜ!
魔王はころねちゃんに捧げたのではないかと勝手に思っています

☆作画
戦闘シーンの迫力が十分
デビルマンかと思ったし、実際意識してそうです
特に臨海学校回の対変態戦、線画の使い方が圧巻
ラスト3話も気が抜ける事なく満足の展開でした
手に汗握る戦闘シーンってやっぱりいいですね
ころねちゃん回の髪の毛の描写がやたら綺麗でした
ちょいちょい美麗なカット挟んできます
でもトータルで見たら・・・

とにかく気に入ったのがクライマックスが長かった事
コレ位やってはじめて「中だるみ解消」だと思うの
でもこのエロクオリティならR-15指定すべきな気が・・・この辺りがボーダーってことでおk?
同程度のエロさで言ったらD×Dも特に規制なかった気がするし・・・
というか、秘部を光の筋やちびキャラの顔面で隠しまくって地上波放送する位なら、エロなくっていいです
普通に見辛い苦笑い

投稿 : 2012/05/22
閲覧 : 294
サンキュー:

4

いちばんうしろの大魔王のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
いちばんうしろの大魔王のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

安芸音 秋が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ