もずくず さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
全てがなぞというわけでもなく最終的にはつながっているのが面白い
東京・池袋。
都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)は、幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ)の
誘いもあり、地元を離れて池袋にある来良学園に入学することに。
正臣曰く、池袋に住む上で敵に回してはいけない存在が何人かいるらしい。
特には、喧嘩上等のチンピラ・平和島静雄(へいわじましずお)と、趣味で情報屋を営む
折原臨也(おりはらいざや)の二人。
そして、奇妙な組織体系を取る詳細不明のカラーギャング“ ダラーズ”。
上京した初日、そんな正臣の話に不安をおぼえた帝人が目撃したのは、
漆黒のバイクを駆る都市伝説“ 首なしライダー” だった・・・・・・。
設定は書いた通りです。(サイトから)
まず個人的なキャラの設定。
主人公・・・ごく一般的な田舎暮らしの少年。物足りなさはなかったです。ほんの小さな勇気を彼は持ってるから。
主人公の仲間・友人枠・・・紀田
彼が物語の中枢かと思いきや、そんなこともなく。昔の悪がきだった。女との思い出。ガキ臭くてそういう設定大好きです。
女キャラ・・・杏里
彼女にはかなり驚きな秘密が・・・。主人公、友人思いの優しい子。
この物語の見どころというかキャラはやはり、 首なしライダーではないでしょうか。 自分がなくした首を求めて。走る走る。毎日走る。設定が女性というのも結構驚き。
彼もいますしね。彼はマッドサイエンティストというかドMなイメージでした。
セルティとの相性。痴話げんかも中々、笑えました。
物語は最初から最後までつながっています。
ここで、その展開がというような驚きはそこまでないですが。
物語の舞台が現代ということもあり、こんな世界がもし広がっていたら。(個人的に)思うわけですが。
いろんな人と出会って。一個人から、ガキの喧嘩からどんどん大きくなって、最終的には・・・。
見どころは、首なしライダーの結末。主人公の友人とのやりとり。最後はどう終わるのか。
見終えての感想は、結局紀田と主人公との別れ方は納得できませんでした。どうせならせめて一緒な街にいて欲しかったかなぁと。
セルティは幸せそうなのでよかったです。とっても純粋な人だし。首がないだけで。
つながりがスムーズにいっていて、満足できるアニメでした。
ちなみに原作は未読。
それでもすんなり入っていけます。