che さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
喜びと、悲しみは、いつも織り交ざって行く。
更新は誤字脱字を訂正しただけです。
すいません僕のレビュー誤字脱字多くて読みにくいですよね、、orz
気をつけます、、、でもさ、、、これ正直書きにくいよね?
あにこれさん改善して~!
ジブリの新しい監督が作ったアニメなんですよねこれ?
正直、僕ポニョで駿監督が一線を退いて、息子のゲド観た時下手したらジブリ終わっちゃうんじゃないかな~って思ってたんです。
でも、この作品観て、あジブリまだ健在だわwって思えた作品でした。
結構酷評が多い作品って印象があるんですが、ぼくは評価点の通り良い作品だと思います。
恐らく、他のレビュアーの皆さんも書いている通り、
「今までのジブリ作品に比べてスケールが小さい事。」
「今まで作品に比べると非常に淡々としている。」
この辺りがその理由なではないかと思うのですが、、、
そこは僕もその通りだと思います、でも僕は今までのジブリの作品と比べて観てないので、気になりませんでした。
だって違う監督だし、駿監督と同じ事するんだったら駿監督が作ったらいいと思うし。
それに初めての監督作品がこれって凄い出来だと僕は思いますよ。ドキュメンタリー番組で駿監督も絶賛してたしね。
これ映画館に観にったんですが、観たきっかけはやっぱり音楽ですw
僕アニメ観るきっかけ音楽多いですw
東のエデンもOPのoasisがきっかけだったしw
セシルコベルのテーマ曲と短いCMの映像をみて、これは!って心惹かれましたw
観て思った事はですね、
「人は個人なら異種族と共存していく事は可能だが、種として共存していく事は不可能な生物。」
なんだろうな、と思いました。
基本的にヒトと言う種はとても弱く、故に排他的な種だと思うし、それ故の生態系の頂点であり、それ故に孤独であるとも思う。
マクロスとかである異星人との共存というのは、まあよほどの好条件が揃った上で、天秤の様な際どい共存ができれば御の字ってとこだと思います、まず不可能ですよ。
結局は、アリエッティーなんだと思います。
アリエッティーは病気の彼となら、きっと共に生きてい行けるんだろうと思います、
しかし、あのアリエッティーのママンを捕獲したオバチャンの様な人間の方がマジョリティーなこの世界で彼ら小人と人間が共存するのは、、、やはり不可能でしょう。
なので、
「人は個人なら異種族と共存していく事は可能だが、種として共存していく事は不可能な生物。」
きっと、病気の彼も、アリエッティーもこの結論に達したんだと思います。
だから、彼は、寂しい気持ちを押し殺して、アリエッティーを引きとめることをしなかったし、アリエッティーにも寂しい気持ちが有っただろうけども、留まる事をしなかったんだと思う。
最後のこの辺りの描写がとても良くできてたと思うし、切なくて良かったです。
二人とも、もっと仲良くなりたい気持ち(恋愛感情ではない)は有るんですが、きっと何時かその結果は悲しい物になると、二人とも解った、、と言うか「そう思ってしまった」んだと思います。
14 years oldの元気な小さな女の子が抱くこの感情を推して知れば、とても切ないと思いませんか?
タイトルはテーマ曲の一節です。
言葉通り、きっとアリエッティーにとって彼との出会いは
「喜びであり、悲しみ」そのものだったんではないでしょうか?
こんな人にオススメ
自然の人
大人の人
14years oldの人
「ジブリ」の作品が見たい人
「窓」の外に憧れる人
アリエッティーのダディかっこよすぎると思う人