マツモトゥオ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Angel Beats!-エンジェルビーツ!
この物語の主人公。呼び名は「音無君」、「音無」など。かなでのみ、音無本人の希望により「結弦」と呼んでいる。 名字を除く生前の記憶を全て失った状態で死後の世界に到達、ゆりによって半ば強制的に「死んだ世界戦線」に入隊させられた。入隊当初は記憶が戻るまでの間だけ所属するつもりだったが、徐々に戦線メンバーとの仲間意識が芽生えてゆく。医科大学を目指して勉強していただけあって頭は良く、有事の際には新参者でありながらも的確な指示を出すなど、機敏な動作を見せ、身体能力も高い。直井の催眠術により生前の記憶を取り戻したが、志半ばで死んだことによる悔しさと無念のあまり涙を流した。 後に、かなでを看病している際に見た夢で、死ぬ直前の記憶を完全に思い出し、志半ばでありながら、実は満足した上での死であったことを悟る。加えてかなでの真意、そしてこの世界が「青春時代をまともに過ごせなかった人のために用意された世界」であることを知り、「戦線メンバーが満足して消える」よう協力するようになる。 最終話(第13話)で戦線メンバーの「卒業式」を行い、最後まで残ったメンバーを満足させて「消滅」させたのち、かなでに対し、以降も死後の世界に訪れるであろう「不幸な魂」を救済するために共に世界に留まるよう提案し、同時に自分の愛も伝える。しかしその告白によってかなでの心が満たされてしまい、自分を残してかなでを「消滅」させてしまう。かなでが「消滅」した後は生徒会長となり死後の世界に残ったことがDVD/BD第7巻のアナザーエピローグで描かれている[7]。TV放映された第13話エピローグでは、彼の生まれ変わりと思しき男性が、かなでの生まれ変わりらしき少女に声をかけようとする姿が描かれている。