takumi@ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
正反対の部分があっても 実は仲良し
原作はジャン=フィリップ・アルー=ヴィニョによる
フランスの絵本で、NHKで放送していたアニメ作品。
色鉛筆でささっと描いたような素朴なイラストのやさしさと
犬の声を平田広明さんが担当するというので興味を持ち視聴。
リタというツンツンしたおませで、ちょっと生意気な女の子。
ナントカという、なんとも曖昧な名前をつけられてしまった犬。
この1人と1匹が織り成す、クスッと面白くてあたたかい作品。
ちなみに、リタは5歳という設定だそうで、なるほどなと。
5歳くらいの女の子って、おませで大人もビックリするようなこと言ったりするしね(笑)
リタの生意気さを、おおらかに受け止めてるナントカは、すごく大人っぽいイメージ。
対照的な性格であっても、妄想好きという共通項があるからか
実は息がぴったりの仲良しだったりする。
赤、グレー、白だけのシンプルな風景の中、
いろんなことに気づかせてくれます。