退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
心情がよく表されていたアニメ
物語は3部構成となっていて、各話毎に主人公 遠野貴樹が成長していっている事がみてとれます。
第1話 「桜花抄」
主に遠野貴樹が中学生の時の話です。
親の都合で転校の多かった主人公が小学校時代に知り合い、小学校卒業と同時に転校した篠原明里との仲を文通を通して進展させていく内容でした。
第2話 「コスモナウト」
遠野貴樹が鹿児島の高校でのはなしです。
主に澄田花苗が遠野貴樹によせる片思いを伝えようか迷いながら、また自分自身の高校を卒業してからの進路をどうするかという考える事の多い時期の話でした。
第3話 「秒速5センチメートル」
遠野貴樹が社会人になっているときのはなしです。
小汚い部屋で一人暮らしをしていた事に驚かされるシーンがありました。
親しくしていた女子とは更なる進展が無かったのかいと疑問をぶつけてしまった入りでした。
また、高校時代によくメールを打つシーンの裏側を知ったとき、もの凄く虚しさを感じましたね。
感想として、
まず一人でこのアニメ製作の主要な部分、原作、脚本、監督をこなした「新海誠」という人に驚きを隠せません。
画がとても綺麗で繊細に表現されていましたし、物の動き、特に花びらや雪の降る感じが自然な感じが出て良かったです。
あと、挿入歌が LINDBERG
EDが やまざきまさよし
と、30代には聞き覚えのあるイイ曲が流れていて聴き心地が良かったです。