hiroshi5 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
科学と魔術の境界線を究極に薄くした作品
まず、一言。当麻さん、戦闘中に話し過ぎじゃありません?w
あんなに喋ったら舌噛みますよw
では、本題。
原作、漫画共に未読。そしてそれが多分一番の問題。
どうにも専門用語が多くて理解しにくかった。後、世界観もわかりにくかったですね。
イギリス精教とローマ正教の力配分なんかももう少し説明があっても良いかなって感じます。そもそも原作未読者にはあまり向かないアニメなのかな?
しかし、設定としての世界観は魅力的ですね(判り難かったが)。
魔法と科学がまじ合うシチュエーションはそこまで珍しくないと思うんですが、やけに現代っぽい感じが良いですね。
学園都市。この枠組みがこの作品をかなり面白くしていると思います。学園都市という構築された世界観の中では、魔法はより無縁な存在となる筈です。
我々の私生活の中で不可思議な現状が起こればそれはオカルトや怪奇現象として捉えられることが多々ありますが、この学園都市内ではそんなことは無いでしょう。
なんせ、科学によって制御され、管理されている場所ですからね。
それに、各個人が持つ能力自体がもはや科学では解明できそうにないレベルですしw
そんな世界観、設定だからこそこの作品は面白いんだと思います。魔法って基本なんでもありな感じがするんですが(何故なら科学的法則に則らなくて良いからw)、案外科学も進歩すれば同じぐらいの危険度になるんだと思いましたね。まぁ詳しくは後ほど
・・・。
では作画の方を。
綺麗でありながら、迫力があってかなり良かったです。魔法とか科学とかで色々戦闘シーンがありましたがどれも見所満載でした。
キャラも可愛いのが多くて良かったです。特に神裂火織が好みでした^^
一つ忠告するとしたら、あの独特な口調はどうにかならんのですかねw
語尾に色々付いてて判りにくし、違和感を覚えました。私だけかな?
BGMも中々良かったです。聞いた瞬間に、「あ、インデックスだ」って判るのは魅力的ですよね。
総じて中々面白い作品だったと思います。見る価値はありますね。私も長い原作を読み終わった暁にはもう一度見直したいと思います。
魔術と科学について。
今までそんなに魔術に関するアニメを視聴してきたわけではないのですが、今作品で気付いたのは案外科学と魔術ってそんなに違わないんじゃないかって点です。まぁこの作品だけかもしれませんが・・・。
この話の争点は学園都市の超能力者たちを科学派と呼ぶのか魔術派と呼ぶのかに寄ると思われます。まぁ勿論作中では科学派でしたけど、超能力って科学なんですか?w
まぁ仮に御坂美琴や一方通行の能力が科学的根拠に基づくものだとして、じゃ今度は科学と魔術の違いってなんだって話になりますよね。
魔術には科学のようなある法則に従う必要はないようですが、呪文や状況などに大きく左右されるようです。これはどの魔法アニメでも同じ事。
つまり、魔術と科学は根本は違えど、それなりに規則や規制、また個人のレベルに縛られるようです。
では、魔術の利点は何か?ですが、それは(自分なりの答えですが)必要とされるエネルギーが個人から捻出できる点ではないでしょうか。例えば空を飛ぶこと。科学では飛行機やヘリコプターなどがありますが、それらは全て燃料を必要とする。
しかし、魔術の場合、己の気や潜在能力に頼る為、空を一人で飛ぶ事ができる。逆に言えば、あまり強い力を発揮できないということです。
核ミサイル並みの魔術を今だ見た事がありませんし(まどマギは特例)。
で、今作品では超能力という個を媒体としてエネルギーを捻出できる謎の科学が存在した為、個人戦での魔術vs科学が起こりえたのでしょう。
こう考えると、私が解き明かしたいのは魔術の原理ではなく、まず超能力者たちの構造ですねw