「時空の旅人(OVA)」

総合得点
63.1
感想・評価
35
棚に入れた
107
ランキング
4613
★★★★☆ 3.4 (35)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.2

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ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「敵は本能寺にあり」

【概要】

アニメーション制作:プロジェクトチームアルゴス、マッドハウス
1986年12月20日に公開された91分間の劇場版アニメ。

原作は、SF作家である眉村卓の小説。

監督は、真崎守。

【あらすじ】

女子高校生の早坂哲子がマイクロバスに座って、カメラマンの兄を待っていたところ、
奇妙な髪形の少年が来て変わった装置をつけてしまう。

同級生の長谷川真一と山崎信夫と髭の教師の北勉を巻き込んで、
タイムマシンに改造されたマイクロバスはタイムスリップ。
漂着した先はちょうど東京大空襲の真っ只中だった。

少年は未来の世界からの逃亡者のアギノ・ジロで、タイムハンターから追われている。

逃亡を繰り返してのタイムスリップの連続で、
幕末と関ケ原の合戦を経て本能寺の変を数日後に控えた安土城に到着した一行。
織田信長を本能寺の変から救出して歴史を変えようとする者と、
それを阻止しようと動いている者がいて、
巻き込まれてしまう、哲子やジロたちなのだった。

【感想】

小学生の時に観ようとして内容を全く覚えてないのも無理はなくて、
退屈で序盤で寝てしまって目が覚めたらエンドロールのの真っ最中。

あれから令和になって観ても、やっぱり退屈なアニメでした。
内容はSF。そして、と哲子(テコ)と森蘭丸のラブストーリー?
後は歴史の節目節目を昭和の1986年現代人が体験していくロマンですかね。

未来人のジロが逃げてきた理由が管理社会のディストピアからの脱出であったり、
人は愚かで争い合っていても、本能を否定してはいけないみたいなテーマですが、
キャラの扱いがいちいち雑というか魅力的なキャラが一人もいないのが凄い。

第33代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトの策謀で始まった太平洋戦争が、
日本軍の将校を悪く描くことでまるで日本が悪いみたいな描き方も、
昭和末期の世相や常識が反映されていたりで、歴史のエッセンスが作品に寄与してないような。

あとやっぱり蘭丸との交流の尺が短すぎて、悲恋?要素が機能してないなど、
尺足らずでストーリーがつまらないのが如何ともし難いですね。
といっても、あまり長くやってもだれるだけですので難しいところ。

今回最後まで観ましたが、少女漫画家の萩尾望都のキャラデザによる作画が奇麗なこと以外、
特に良いと思える部分はありませんでしたね。


これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/03/07
閲覧 : 46
サンキュー:

10

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