蒼い✨️ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
オチでタイトル回収ですね。
【概要】
アニメーション制作:東映動画
1995年7月15日に公開された52分間の劇場版第16作目のアニメ。
原作は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画作品。
著者は、鳥山明。
監督は、橋本光夫。
【あらすじ】
魔人ブウの脅威が去って平和が戻った時の話。
悟飯とビーデルは学生生活の傍らでグレートサイヤマン1号2号として街の平和を守っていた。
その活動で狂言自殺をしていた謎の老人ホイと知り合って、
伝説の勇者タピオンが中で眠っているオルゴールの話を聞かされて、
悟飯はオルゴールを開こうとするが不思議なことにサイヤ人の力でも不可能だった。
そこで、ドラゴンボールの神龍への願いで開けてもらうようにホイに頼まれる。
悟空たちはすぐに7つのドラゴンボールを集めて勇者タピオンは解き放たれたのだが、
とんでもないことをしてくれたと感謝するどころか怒り心頭の勇者なのだった。
【感想】
幻魔人ヒルデガーンは巨体の怪物であるので、戦隊ヒーローvs怪獣っぽい作品。
ヒルデガーンが暴れまくって崩壊した大都会はまるで北斗の拳みたいでした。
悟飯の戦闘シーンが多い傍らで物語の主役は子供トランクス。
一人っ子の彼(14歳年下の妹のブラはまだ影も形もない)が勇者タピオンにあこがれて、
兄のように慕うことから精神的な変化を遂げる、心の交流みたいなシリアスっぽい話があります。
最初は怒りで聞く耳持たなかったタピオンの態度がトランクスによって徐々に軟化する、
段階的に過程が尺を描かれているのは丁寧ではあります。
と言いつつもキャラが涙を流したりする、お芝居の強いアニメ演出は、
このアニメ映画公開から30年の間に発展が目まぐるしいですので、
この映画を見ても特に感動する部分はないですね。
ヒルデガーンが脱皮してパワーアップしてますます手が付けられなくって、
最後に悟空がおいしいところどりの活躍ですが、トリプルかめはめ波でも元気玉でもなくて、
今回使った「龍拳」って技がよくわからなかったです。気が神龍の形になって攻撃?
戦いが終わってタピオンがトランクスにプレゼントしたのが本編でフリーザを切り刻んだ剣。
ん?悟空が心臓病で死んでないこの時系列とは話がつながってない気もするのですが、
これはファンサービス的な展開で細かいことは気にしたら負けでしょうかね。
特に個人的には盛り上がる部分がない映画でしたが、
多分本質的には自分はドラゴンボールのファンじゃないからでしょうね。
これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。