蒼い✨️ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
当時はブロリー戦の最終ラウンド。
【概要】
アニメーション制作:東映動画
1994年7月9日に公開された47分間の劇場版第14作目のアニメ。
原作は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画作品。
著者は、鳥山明。
監督は、上田芳裕。
【あらすじ】
格闘家になる夢を子供のころのミスター・サタンへの敗北で諦めた、
彼の幼馴染のジャガー・バッタ男爵は大金持ちなので、
金の力で科学者を大量に雇っての遺伝子工学でバイオ戦士を製造して、
ミスター・サタンへの仕返しを企む。
過去の恥ずかしい秘密を盾に挑戦を受けさせて、
男爵が所有する城にミスター・サタンを連れてくるのに成功。
ミスター・サタンに天下一武道会での八百長の報酬を取り立てに来た18号が同行。
そして、密かに悟天とトランクスもついてきた。
バイオ戦士なんて楽勝と思いきや、こともあろうか死んだはずの、
超サイヤ人のブロリーの血液から培養したバイオ戦士がいて、
例のごとく手が付けられないありさまなのだった。
【感想】
単純に戦闘力の高さだけでブロリーを使いまわしてるのか、
キャラを大事にしてないなと思いました。
あまりに扱いが雑過ぎた反省か『ドラゴンボール超』でのブロリーは変えてありますけどね。
ブロリーの姿だったのは最初だけですぐに早すぎた巨神兵みたいなドロドロの身体になって、
『カカロット』以外のセリフも無くて暴れまわるだけのが今作。
これはもう格闘アニメじゃなくてホラーやパニックもののジャンルに片足突っ込んでるよね。
そこに悟飯もピッコロもベジータも今回は欠場で、
18号と妻である彼女を心配してかけつけてくれたクリリン。
悟天とトランクスと合計4人の戦力でどうやってバイオブロリーを倒すんだろ?
バイオ戦士の肉体構造の弱点を頭を使って倒したと思いきや、
お約束の展開な最後の悪あがき?があるのですが、トリプルかめはめ波で決着。
やはり、絵になるシーンありきでパターン通りの話を作る、
その徹底ぶりは、「暴れん坊将軍」などの時代劇と作りが似ているなと思いました。
前作に続いて、悟天とトランクス推しありきなのはやはりレギュラーキャラの皆が成人済で、
単に低年齢キャラに共感して楽しんで見て欲しいという、
家族連れ、とりわけ小さなお子様に楽しんでもらうための配慮なのでしょうね。
これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。