easy さんの感想・評価
2.1
物語 : 2.0
作画 : 1.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
第1話で掴めるパチモン臭 【付記:全12話総評】
ファーストインプレッション(キリッ)
【前提】
原作なろう、商業ノベル版にて物語は完結済み、
全5巻のうち、アニメ部分は凡そ2巻迄となっている。
OP
既にモブ兵からしてヤバいが何故…
判断面倒な人はここだけ、OPだけ見れば製作者の底が読めます
「カリオストロの城」OPに出てくるバンク車のような騎士らの行進
「カリオストロの城」昭和の傑作は4ヶ月半で製作されたそうです
46年前の突貫箇所レベル、のちにEDロールを見て納得する
冒頭、書籍を開くヒロインらしき影
書籍「~は人間だった」→「(過去形)」ということか
さぞかし扱いが良いのだろう、と思い見始めたらこれがまあひどい
「20年隠し通してきたのに」理由もなく素顔を見られてしまう主人公
こいつヒロインなら出会い重要だろう…?理由ぐらい作ってやれよ…
ヒロイン紹介
「わーころさないでくださーい」ホントこれだけ、見苦しく騒ぐのみ
主人公外出中、文字が読めないのに勝手に饅頭を全て食いやがるボケナス
文字が読めないってことは、ナチュラルに泥棒・窃盗行為なのだが?
この娘の魅力を描く気、全く無いんだな…
魔王様登場
「人間との戦いにごうりてきせいしんで一発逆転」
「ダイロクテンマ」と合わせてどんなバ、…誰でも筋が分かる親切さ
主人公も智謀()路線でしょう?と凡人の我らに分からせてくる親切さ
ノブ殿は某アサシン日本人差別シャドウズの騒ぎもお嘆きであろうか
能力描写
上司が特に意味もなく使っている浮遊術すら出来ないらしき主人公
主人公のランク、しょぼい能力の底を見せてしまう意味
でも部下の豚はわっしょいわっしょい持ち上げてくれる不安定
持ち上げる理由も「まものとにんげんを共に働かせるなんてスゲー」
『原始人世界に生まれた民主主義・資本主義・合理主義』
ミナビョードー扱いで問題も起こらずバンザーイしてくれる優しさ
その論理だとアレ比率10パーセント越えると暴動が起きるってばよ
「北京××公司」
総作画監督の千葉、ながはまという方が演出、
お二人で主に現場を仕切ってまとめている感じですか
演出(コンテ切り)がかなり酷いが、絵的にもアレな感じがしたわけだ
ご予算は漢字三文字で
声優
ジョン・スミス:福山潤、ユキメ:伊藤静なのに…
メイン声優は要所で一流
素材四流
製作
下請けから下請けリレーがEDロールで透けて見える
「ダリヤ」ではC国から北にまで流れて(バレて)いたあれだ
EDロール自体も水晶玉の中にキャラが次々流れていくだけという、
昭和を感じさせる手抜き臭センスがある
低予算とはこのことか
---
■ 話:智謀路線は作者の知性が試されますので、やめた方が…
■ 絵:OP「製作体制ヤバそう」と感じさせるスピード感
空中にホログラム映像が浮かび、
レベル・ステータス・スキル等のメタ台詞、ゲーム用語を繰り会話
そういった雑要素が無いのは良かったのだが…。
動き、セリフ、場面転換、アニメならではのセンスの良さが感じられない
アニメにおいて第1話-第2話は掴みであり、非常に重要なモノですが、
ガワだけ整えようとして、限界が露になってしまうサンプルでした。
・
・
・
-内紛編- 第2-5話
第2話
会話の間、テンポがおかしい
主人公が雑魚の矢により暗殺未遂、Tueeeどころか脆弱
このコンテンツの売りが見えて来ない
第3話
実行犯は本当にモブで草も生えない、上司噛ませゴブリンに千葉繁…!
クリフハンガー、前回と同様「次週を待て!」的な引き
パターン化
第4話
主人公(と少女魔王)が前世物である事を前面に出さないのか…?
決闘ゲームに鉄砲を持ち出してあえて触れない感じ?
今回の引き「きょうからこのおれがまおうだふはは」2コマでやられそう
第5話
ふはは君、「聖属性(白)」必殺技の噛ませになるの巻
主人公いつも地味にピンチで強者の貫禄なし、会話テンポが妙に悪い
昇進を蹴ってシムシティ専念という流れは良い、戯言にしか聞こえないが
-防衛編- 第6-8話
第6話
冒頭の人間号令のみ無音声・他音そのまま、演出管理が雑
我欲>信念、国が欲しいド王は魔側に与するが何故あっさりいえいいです
今回の噛ませは物量、彼我兵力差・魔500 vs 人12,000ドヤァ
第7話
ノーフォーク農法君が成果を出す、ヒロインが年を取れないせかいなのかな
開戦・城壁に穴、私こと凡人は巨大オーク君が石を置けば済む気がします
激甘博愛主人公 vs 投石で味方ごと潰す効率派将軍(定規で引いたヒゲ)
第8話
ド王静止する博愛主人公、魔女と野郎の間合い・演出、会話テンポが変
絵的には無意味に頬を染めているキャラクターが男女問わず多く変
あ、戦争は超便利そうな魔法・地割れが雑に使われて決着しましたー
-海賊編- 第9-10話
第9話
第6話に続き謎の無音スタート、総じてこの『アニメ』は演出が雑です
初対面の女傑へホイホイ「自分は人間~」詳細ネタバレする軍師キャラ様
女傑:本田貴子、海賊:土師孝也…、こんな物にお呼び立てしてスイマセン
第10話
定番:理由なきピンチ→理由なき逆転、縛り上げたら5人ぽっちの敵海賊…
うちの使用人は貴族お嬢と似ています設定、深堀りされず終了
「婚約?えー?」凡人以下の注意力で女傑に謀られるちょっと軍師様よォォ
-救出編- 第11-12話
第11話
モブ面のスカしたイケメン風将軍、あはははは下品笑いの雑魚魔術師
義務的に迫力ない戦(いくさ)シーンを出してくると私は非常につらい
魔女生存を看破させたのは珍しく軍師っぽいぞ、次回で終わりだからかな!
最終話
EDロール後のおまけカット、知らないキャラがしれっと混入
結局、製作C国に投げた企画であり、翻訳サイトを通した文章のような、
どこかちぐはぐな絵、間、動き、それら全てが『パチモン』を示していた
『火縄銃』ファンタジー世界へ持ち出し、農業など産業構造に手を加え、
セイブツミナビョードー思想を作り出そうとする。
『現代知識無双』が根底にあるのに『前世』には全く触れない。
甥のたかふみ、もとい最強という主人公の強さが描かれるわけでなく、
魔法世界なのに戦闘描写は投石器レベル、敵が万単位でも魔術師は数人。
『前世知識』を持っているらしき主人公の謎を一切語らずにスルー。
ヒロインっぽい女性キャラが増えてもメイン物語には全くかかわらず、
設定の伏線を張ったうえで解決編を見せていくようなカタルシスも無い。
【総評】
物語は既に完結しており、全5巻のうち、アニメは第2巻まで。
丸投げ製作会社は全体を考慮・配慮するだけの能力が無く、
主人公・魔王の素性など『前世』に対してフォローはされていない。
『火縄銃』を持ち出した魔王様に確認せず、主人公の独白も無い。
『伏線、あとのお楽しみ』を製作側が理解・処理出来ていないから、
半端で変な状態となってしまっているわけだ。
原作ノベルから良くなった点に触れておくと、
キャラクターデザイン自体は進化している、…というか、
原作挿絵の技術は相当に低く、お話にならない、確認するとよい。
原画段階で良くなっただけで、動画になると主要キャラ以外は略
つまり無意味に頬染めたのは『作画担当者の意向』なわけですね。
異国C国のお国柄か何かでしょうか?変な特徴付けるなよ。
『アニメーション製作』も大雑把な構成に加え足を引っ張っていて、
C国下請けリレー体制に起因する全体の質、微妙さも当然有る。
EDロール全話『漢字三文字』お名前で占めており、
人間はギリギリ描けても、魔族側モブの酷さで非常に分かりやすい。
目が肥えていなくとも、動き以前にデザインで伝わる『パチモン』臭。
【オーバーロード】辺りをサンプルにすると差が明確に出る。
ちなみに、地力・魔力等は育ての親の遺産であるアイテム頼みだそうで、
主人公たる軍師様は、言葉本来の意味での『最強』ではなく、
「とてもすごくえらい」歴史や称号的な意味合いでしかないと思われる。
そりゃそうだ。第2話目でモブに暗殺されかける最強とか有り得ないよ。
蛇足。
…とはいえ、
アニメーションがシリーズ化するのはスポンサー次第で、
より胡乱なク×、下品で失礼、内容であっても『○○委員会』次第。
『○○委員会』とは何か。
名が隠れたまま「投資としていっちょ噛みしたい」人々の総称である。
当然、他国の投資者も混ざるどころか、実情は海外だらけ。
有象無象がアニメ化していく原因はこれ。
弾が欲しいだけなのだから、原作不足や質が低下していくわけです。
日本がとっても嫌いらしい某K国、
原作はK国主人公が敵国日本人を虐× → 隠蔽版を作り、原作敵設定「日本」へ売る、
国際的にも陰湿極まりない【俺だけレベルアップな件】のように、
AなんとかPRIME等のランキング上位に行かせるため、広告費を大量投入、
クリック誘導『おすすめ』を使い目立つ場所に配置させた結果、
レビュー1000件→★3ギリギリキープというアンバランスな存在へ…
デビュー前のKアイドルが何故か紅白出場、レコード大賞を受賞するのと同じく、
国策として他国内でKコンテンツ寡占を狙う手法も私達の現世には存在します。
うん
続きは無くてもいいかな…
-終わり-