ninin さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
場当たり的な主人公
原作未読 全13話
異世界で、他の冒険者やパーティから恐れられる幼馴染と結成したパーティ「嘆きの亡霊」のリーダークランは、気まぐれに言ったことを周囲が勘違い(深読み)して大変なことになります。
クラン本人は早く冒険者を引退して楽な生活をしたいが、物凄い人物だと偶像化している自分の運命から逃れない生活を送っているお話です。
杉田智和さんがナレーションから始まり、EDにはよくあるもののアバンがOPと重なる珍しい構成でしたね。
主人公が掴みどころない性格、まわりのパーティメンバーが強すぎて勘違いされているキャラというところが面白い設定ですね。
クランの言動や行動などで敵も味方も翻弄されていきます。
翻弄されている人たちは大変ですが、観ている側からすればクランの実力が分かっているためにコミカルに見えます。
いくつかのエピソードがありますが、最後のエピソードがクランの性格をよく表していますねw
お話はまだまだ続くようなので、続編(2期?)の制作が発表されました。
OPはLezelさん、EDはP丸様。さんが歌っています。
最後に、部下や仲間、敵の勘違いからのお話が元になっている作品も多いですね。