たナか さんの感想・評価
2.6
物語 : 3.0
作画 : 1.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
デス・ペナルティ
みんなだいすきソシャゲアニメ
ゲーム・漫画2種・舞台・アニメとなかなかの規模感
アニメは女性、ゲームは男女選択式、舞台は男が主人公。なんで?
2.5次元舞台は演者が別、カラフルな衣装でコスプレ感がすごい
人気作品らしくWIKIの充実度がすごい
OP・独特の声がフィット、しかし映像が雑
ED・ハニワのLIPLIP、なんでキャラソンじゃないの?
アキラ
主人公、なにがすごいのか謎
カイン
熱血エリートなイケメン、もちろん赤髪
ヒースクリフ
男子の夢、時間停止能力を有する繊細イケメン
シャイロック
やれやれスカしイケメン、つよそう
ムル
グイグイ猫男子な展開加速装置イケメン
クックロビン
この名前…ただのモブではないな…と思えばやはり
01
今度はエレベーター転移、まあどうでもいいですね
ゲームは総勢21名らしい。ゲーム原作はキャラ数と長セリフが難点だが、スポンサーの無茶な横槍がなく迷走しないのはメリット。設定やキャラ造形はそれなりにちゃんとしてるが、この規模のプロジェクトなのにアニメの質が酷い。とても酷い。ほんとうに酷い。いいスタジオ押されられなかったスタッフの罪は重い。マジでほんとうにとてもすこぶる出来が悪い。株主ブチ切れ案件。担当はクビでしょうか。どうか死人が出ませんように。
特に不幸な事故でもなくボーッとしてたらいつのまにか転移。召喚者?の大臣がいきなり逆ギレという小物でイケメンは自動で株が上がるシステム。まずは4人のキャラ紹介に終始し、主人公アキラの能力は全く不明という初回。
セリフだけを聞いてれば「は?」とはならない展開でゲームは普通なんだろうなという感触。敵や味方の行動原理にもきちんと納得感がある。アキラが初見のイケメンに見とれるなど、設定のディティールに嘘がない。こういうところマジでちゃんとしてる。ただ画面の説得力があまりにも皆無なのでそのギャップの大きさがいたたまれない。
「危ない!俺が守る!」→アキラに向かう刃を避けるイケメン。「急げ!」→歩くイケメン、敵はこない。こんなんばっかり。唐突に出現する魔法使いはまだ堪えられるが、いつのまにか横にいる大臣には笑うしかない。初回にも関わらず押し付けがましい舞台説明の応酬ではなく、アキラの心情もきちんと解説するので感情移入はしやすいと思う。アニメの出来が良ければ…。ひたすらシリアスな展開なのにずっと笑わせてくるんです。原作ファンがマジで可哀想。なんでこうなった。
各キャラのエピソードはゲームでやればいいので、アニメでは順番に可哀想エピを掘り掘り下げ下げしなくて済む。初回だけでも4人の人物像はきちんと掴める作り。視聴側の情報量がアキラとリンクしてるので先の広がりに期待感を抱くことは可能な構成。出来がァァァ良ければねえェェェ。ひどいひどいよまじひどい。ファンじゃなくても悲しくなる案件。普通に作れば普通に面白くなるはずなのにねえ。イケメンアニメなのにまともに見れるキメ顔が全部で十秒もない。今期のUNITEUPは同じイケメンアニメでもすこぶるデキが良いんですけどね。
ファンのみなさま、お気を確かに。南無。