dossun さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
幸来と諭吉の掛け合いとほのぼのする日常
こういう日常系ほのぼのアニメが一番好きだなと思ってしまいます。
{netabare}
仕事で疲れた幸来をいやしてくれる飯テロ料理、そして、仕事終わりの晩酌の一杯、見ているだけでこっちも癒される感じがあります。酔っぱらって諭吉に絡み続ける幸来ちゃんがとってもかわいいですし、二人の何気ないやり取りがほのぼのしていて、和んで癒されますね。
諭吉がここまで幸来ちゃんに入れ込んでくれるのは、死にかけていた自分を見事に救ってくれた幸来ちゃんに恩返しするためではありますが、初めに諭吉を見つけて保護してくれた時の幸来ちゃんがめちゃくちゃ女神感が強い。。
でも、生活力は0というギャップもなかなか笑える感じがあって、人間らしい感じがまた素敵だなと思ってしまいます。
「8缶めデキる猫は心配が多い」では、諭吉が買い物に行く先のパートさんである仁科さんが元カレに絡まれる下りがあるのですが、そこで颯爽と現れて護身術で相手をねじ増える幸来ちゃんがめちゃくちゃかっこいいですね。そして、また石川由衣さんの声がとても合っている感じがあり、普段の生活力0の感じのまたギャップが素敵に見えてしまい、仁科さんもキュンとしていましたが、見ているこちらもキュンとしてしまいましたね。
「13缶めデキる猫は明日も憂鬱」の最終回ではどうしてウミウシが好きになったのかの話が出てきますが、それもまたよかったです。これほどごみを捨てても、部屋を綺麗にしても幸来が元気にならないのは何故かを考えた諭吉が元気になる料理であるおにぎりを一生懸命つくって幸来ちゃんに持たせていたことがわかる話ですが、初めの頃幸来ちゃんが会社に持っていって喜んでいたおにぎりがこの料理であると話がつながります。
ほのぼのとした二人のやり取りを描くだけでなく、二人がいかにして今のような関係になり、信頼を築いてきたのかがわかる感じが心温まる感じもあり、癒されるのかもしれません。
個人的には、幸来ちゃん役の石川由衣さん、諭吉役の安元洋貴さん、織塚部長役の小西克幸さんが出ていることもあり、耳にとても癒しとなる声優陣がそろっていておすすめですね。{/netabare}