たくすけ さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
最初から最後まで低空飛行
デスゲーム系(?)のアニメ
タイトルの多数欠というシステムは多数決で多い方が死んでいく。
多数決といってもどちらかを選ぶということができないので条件に当てはまっていて多数派だったら死を回避できませんという感じです。
理不尽だw
多数欠というのは導入のために考えられたようなもので途中からは異能バトルになっていく。
各キャラは特権利という異能力を持っており命令権、蘇生権、拒否権と何でもありw
異能バトルやりたかっただけなのかな?w
多数欠や特権利のシステムは色々あるのですが説明できないので気になった人はWikipediaでも見て下さいw
中盤から多数欠要素が減り異能バトルを見せられるのだがいまいちパッとしないのであまり面白くない。
味方も敵も裏を読む事の繰り返しだし、敵は死んでも蘇生権で生き返るしなんだかなぁという感じ。
なんでもありじゃん。
最終的には時間を巻き戻して元通りの世界になってめでたしめでたし。
なんだそりゃww
世界がおかしくなった事に対する受け入れが早いし、恐怖を抱いてないので見てる側は緊張感を持てない。
死への恐怖とか無いのか?
登場人物が怖がってくれないとこっちは全く怖くない。
野暮な指摘だけど、東京という限定されたエリアが舞台になっているけど他の地域はどうなってるの?
多数欠で大勢死んで国の中枢が機能してないのに。
他の国も放っておかないだろと思ってしまうw
作画が悪い。
キャラデザが古臭い。
2000年代のアニメみたい。
2クール目に入った頃には慣れたのか割り切れたのか、ちょっと楽しんで見てました。
でも全て丸く収めて平和に終わらせるというのは綺麗すぎるし今まで見てきたのは何だったんだ?となる。
原作もここで終わってるのかと思ってたが、まだ連載が続いてる事に少し驚いた。
こういう作品は作者が残酷にならないと駄目だと思います。