たナか さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
萌えろいいオンナ
タイトルまんまで設定は初回で使い切りました
あとは防振り亜種なオレツエーバトルで萌えるのみ
OP・ふつうのエレガ。お歌はがんばれ
ED・今回のナナヲさんはバッチリいい感じ
01
うんわかった
身バレ拒否&社畜&異世界アレンジ。主人公のアリナは利己的で口も悪くオス相手にも堂々たる態度で圧をかけるなど自らの人生を己の力で切り開く自律駆動型つよつよウーマン。いつもなら不快ダー!キャラの魅力ガー!なんて言われそうな人物だが、クローバーワークスの圧倒的ウルウルテカテカ作画でねじ伏せる。これがァ…これこそがァ、キャラの魅力ゥゥゥ。
しかし強キャラのアリナのみだと取りこぼしがありそうなので、いつものレベル感で庇護欲を刺激するはわわツインテロリとキュートなピンクボブも添えて完璧なる布陣の美少女アニメが完成。主人公が女性なためいつもの赤面モジモジなキモいオスも不在で見やすさバッチリ。そのうえシュッとしたオレ(レッド)とシュッとしたオレ(ブルー)のイケメン2種も完備で腐ってても大丈夫。余計なノイズを排除したシンプルに脳に優しい構造でウリが明確でわかりやすい。美少女アニメとしてこれ以上ないくらい完璧。
キャラの魅力ゥは必要十分、しかしそれを支える土台も一応重要。そこも意外ときちんとしてる。モンスターデザインもきちんとしてるしCGモデルやモーションも良品質。アリナがボスをボコるシーンもしっかりと爽快感を演出する動画品質。特筆すべきは用語の塩梅でなかなか感心させられるバランス感覚。アリナの職場はイフール・カウンター。劇中独自造語も作り込みすぎず類推が簡単でわかりやすい難易度。脳死異世界のように全てが汎用単語だと世界観の解像度がぼやけてしまう。しかしばいばいアースのように気合い入れて本気で作り込んでしまうと認知コストが高すぎて置いてきぼりを食らう。認知負荷の軽い独自造語。これが出来ている作品はなかなかない。キャラ萌えが本題だとしてもその魅力を底上げする設計の見事さ。
あとは適度に可哀想すれば人気でるでしょう。強キャラのアリナだからこそ可哀想すれば差分が大きいのでがんばえーもできてしまう。アリナがあまりに無礼すぎて不快ダー!にさえならなければ、思ったよりハネそうなポテンシャルを感じる。
脳死でわかる!シリーズ。脳のリソース奪い合い戦国時代は歩み寄りが大事。