タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
現役医師による連作医療ミステリ小説の雑なアニメ化。
詳細は公式サイトでも。
新潮社『小説新潮』『yom yom』掲載の知念実希人さん原作小説のアニメ化作品です。制作は「豚のレバーは加熱しろ」「お嬢と番犬くん」などのproject No.9です。
漫画でもラノベでもない、ちゃんとした小説を原作にしたアニメです。いわゆる連作医療ミステリ小説というジャンルですが、作者の知念さんは現役の医師であり、医療行為や医学用語など、そのへんがきちんと描かれることは間違いなさそうです。
初回は1、2話の1時間SP。
この1、2話は作者の描き下ろしアニメオリジナルシナリオだそうです。
うん、面白かったですよ。細かく見ていくと、多少の粗はある感じですが(第3次救急なのに緊張感が薄いとか、成人男性の遺体をわざわざ研究室まで運ぶか? とか)、ドラマのような造りで先が気になる展開は良かったと思います。
鷹央のCV:佐倉綾音さんの演技も良かったですね。このところNo.9の印象は地に落ちた感じではありますが、本作で汚名返上といけるかどうか、期待半分不安半分で見ていきます。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
おっとっと。3話にして、ずいぶんとまあ普通な話が来ちゃいましたね。
ふむ。「てんかん」ですか。光の点滅で、無意識な行動に。なるほど。
お医者さんが言うからには、そうなのでしょう。
ただまあ、感心はするけど、それ以上ではなかったというのが実際のところ。
まあ、中にはこういうジャブのような話もあるのでしょう。とりあえずは次に期待。
{/netabare}
=====第4話?「高尾山で鷹央さ~ん」視聴後、追記です。
{netabare}
驚きました。
3話?4話?にして、いきなり実写です、
どえらい美人の子が出てきたと思ったらあやねる。
高尾山に登って、山頂で「天久鷹央の推理カルテ」のヒット祈願をするってな感じです。
いやあ、あやねる元気だなぁ。そして、食いしん坊だなぁ。カレーとそばを食うかね、しかし。
んと、あまり本筋と関係はなかったですね。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
んーっと…
こんなアニメで、あの痛ましい事件のことを引き合いに出すのは心苦しいのですが…
あのさぁ。
いくらなんでも、ガソリンを大量に仕込んだ蔵の中で、マッチを擦って大爆発を起こしているのに、小鳥ちゃんと女犯人がいつまでも話しているのは無理がありますって。ましてや鷹央先生がバイクで突入して、説得したら無傷で助かりました? なろう異世界モノもビックリのファンタジー。
現代日本を舞台にしているなら、常識的なリアリティラインぐらい設定してくれませんか。
なんか、こういうのがもう白ける要因なんですよね。横アニとかMAHOとかがクソなろうで悪い印象になってますが、No.9も大概だと思いますけどね。キリもいいし、ここらで断念します。
{/netabare}