タック二階堂 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
視聴ターゲットではなかった。
詳細は公式サイトでも。
集英社『りぼん』連載中の村田真優さん原作コミックのアニメ化作品です。制作はJ.C.STAFF。前期は7本だか8本だかを同時制作して、けっこう惨憺たる結果になったのは記憶に新しいところ。
黒髪の地味子ちゃんな主人公が、人気者の金髪イケメンに恋をするという、「スキップとローファー」丸かぶりな設定。ま、こちらのほうが発表時期は早いんですけどね。
「スキロー」の美津未と違い、こちらは中学時代にいじめを経験しているという、非常に陰鬱とした世界観。でも、高校進学を機に変わらなきゃと思っています。
そんな地味子ちゃんに、ぶっきらぼうだけど助け舟を出す人気金髪イケメンというのも、これまた「スキロー」感あります。はたして、陰の「スキロー」になれるのかどうか。ちょっと期待感はあります。
ただ、いくつか、これはアニメの作りとしての懸念が…
同じシーン(街なかでしゃがみ込む主人公に声を掛ける金髪イケメン)を何度使い回してんだよ。作画の省力化?
てか、中盤からのシーン、劇伴の音量デカすぎだろ。大音量のピアノで、キャラのセリフが聞き取りにくいっての。
いやまあ、フジ「+Ultra」枠だからしょうがねえけど、OPEDとも韓流(っぽい)アイドルグループ起用はやめてくれないかなぁ。
主人公の瞳、クセあるよなぁ。ぶっちゃけ好きじゃない。
とまあ、懸念材料はありますが、もうしばらく様子見してみたいと思いますよ。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
まあ、良くも悪くも『りぼん』掲載コミックなんでしょうね。小中学生の女子向け。「引っ込み思案の君、一歩踏み出してごらん。世界が広がるよ」というメッセージ性を全力で表現している感じ。
1話30分使って、やったことは仕返しされたいじめっ子たちが、助っ人をよこして復讐しようとしたところを、正義のツンデレヒーローが助けてくれました。ポッ! 以上。
このぐらい、綿飴のようにふわっと軽くしないと、少女たちには伝わらないんでしょうね。このへんが青年誌『アフタヌーン』連載の「スキップとローファー」とは違うところかもしれないです。
いまんところ、すごく「orange」臭がします。
あの作品、大っ嫌いなんだよなー。ちょっとね、その雰囲気がぷんぷんするんですよね。あ、あれも集英社だった。『別マ』か。
次で判断しましょうかね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
新大久保あたりでグッズが人気っぽい多国籍ボーイズアイドルがOPEDな時点で気づくべきでしたね。やっぱり、視聴ターゲットは小学校高学年~中学生女子なんでしょうね、この作品は。
のっけから席替えでドキドキ・ワクワク。
やったー! 金髪イケメンと黒髪イケメンに挟まれた席になっちゃったー! よーし、一日どんな人なのか観察だー!
ペン回しが上手。そして寝る。先生が投げた黒板席をワンハンドキャッチ。クラスみんなでワースゲー! でも、石森もすげえんだぜ、って言い出したところでアホらしくなって観るのやめました。
ま、ね…
男子向けに異世界ハーレムアニメがあるなら、女子向けにこういうのがあるのも当然っちゃ当然ですわね。観た僕が悪かった。遠慮しときますね。
{/netabare}