白湯 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
キャラを受け入れられるかでだいぶ見る目が変わる
いい所と悪い所が絶妙に一致している作品
シナリオ面は女子高生~20超えの女性によるバンド活動間での本音や感情のぶつけ合いが中心で、キャラへのスポットの当て方やギスギスを繰り返す過程で成長する流れはかなり好感的に受け取れるが、逆にその幼稚さがアダになって不快に感じるシーンにもなりうる要素である。
キャラクター面もくせが強く、よく言えば自分に正直、悪く言えば精神的に脆く幼い。そういう精神的な未熟さからの成長を楽しむ作品と言えば聞こえはいいが、見ていて気持ちの良くないシーンも多い。
良くも悪くも意欲作的な感じではあったなぁと思う。続編を心待ちにするほどかと聞かれたら言うほどでもないが。