dossun さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
最愛の人との再会の物語
シーズン2、ルディの尊厳と最愛の人と再会するための物語が
描かれ、正直一番好きかなと思いました。
出会いと別れ、そして、再会、冒険冒険している回ではないですが、後半の展開で尊い話ができていたのと、何よりEDテーマが一番好きですね。
{netabare}
まずはカウンターアローのサラとの出会いと別れです。
正直、最初からツンデレ激しいキャラでしたが、パーティのピンチを救い、はたまた自分のピンチを救ってくれたルディに思いを寄せていましたが、まさかのルディの不能がわかり、気まずい雰囲気が流れてしまいました。
拍車をかけて、娼婦館に行き、それでもダメだったルディのやけくそになってサラに話を聞かれてしまったシーンの気まずさったらなかったです。短絡的に死のうとするところを助けてくれたゾルダートが鳥海さんなのも納得でした。
正直エリスとの別れが大きかっただけに、新たな一歩を踏み出せなかったほどに傷が深かったのが、響いているなと思いました。ある意味焦るところもルディらしいのがクスっと笑えつつ、なんだかゾッとする感じもします。
そして、ラノア魔法大学でのフィッツ先輩との出会い、学園生活です。
正直、ザノバやリニア、プルセナ、クリフといった多彩なメンバーとの出会いも楽しく描かれますが、何よりフィッツ先輩との時間が見ているこちらも一番心地よい時間だったなと思います。
気づいてもらうにはどうしたらいいのか、このままでいいのかと葛藤するシルフィも可愛いですが、不能となっていたことで、ある意味兆しとも思える感情が芽生えたルディがサングラスを取った時にシルフィと感じることができたその喜びはかなり感動が来ましたね。
それでも病が治っていないことを自覚するものの、そこで人肌脱いでくれるシルフィは確かに女神だなと思いました。相手のことが好きだからこそ、そこまで体を張れるんだよなというところもありましたし、ルディの嬉しさ余っての涙のシーンは印象的でした。
すれ違いつつも、ゴールインできた二人の姿が見れたのが一番良かったです。
また、エリナリーゼがまさかクリフと。。。という展開もなかなか意外性が高く、この一辺倒の展開で終わらせないところがやはり無職転生の良さだなと思います。{/netabare}