たくすけ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作品への熱量
あっという間に2025年…
近年アニメの本数が多すぎて感想書ききれません。
でも良い事も悪い事もぶちまけたいし備忘録にもなるのでコツコツ書いていこうと思っている次第です。
今回は去年の春アニメ「ガールズバンドクライ」
え?もうそんな前なの?って感じですw
女の子5人でバンド活動していくが、各々事情があったり過去に色々あったりするが乗り越えてライブに出るという流れ。
主人公が反抗的で歌に不満を乗せてぶつけてやるみたいなキャラ。
話や設定は珍しいものではない。
けいおん!みたくギスギスせず平和な方が珍しいのかもしれない。
でも良い所が多い。
作画はとても良い。
CG作画は色々言われるが慣れだと思う。
無理な人には一生無理なのかもしれないが。
楽曲も良く特にOPが好き。
サビ前のキーボードが良い。
演技はリアルバンドのメンバーがやっているので正直上手くはない。
仁菜と桃香の中の人は経験無い割には意外といけてたが他の3人は結構厳しかった。
演技が良くないと厳しいものだがこのアニメは関わってる人達の熱量があった。
そんなの個人の感じ方の違いなので絶対ではないし本当の所はわからない。
でも見てるとなんとなくわかる。
良い作品を作ろうという制作側の気持ちや、下手でも一生懸命取り組んでいる演者の姿勢が伝わってきた。
だから話が普通であっても面白かったです。
仁菜とお父さんの和解はちょっと感動したし、ライブを見てもらって認めてもらうんじゃなくて、向き合ってお互い不器用ながらも和解に持っていったのは良かった。
仁菜が尖ってるので結構ギスギスするけど嫌ではなかった。
高校でいじめられていて学校の人間も理解してくれなきゃやさぐれるのも仕方ないし、見た目が好みだったのでww
同時期に「夜のクラゲは泳げない」とか「ささ恋」(ガルクラの制作を見習えよレベルだぞ)とかあったけどこの作品がダントツで良かった。
アニメと楽曲を作った人の技術はあったけど何よりも作品に対する熱量があった。
それに尽きる。