dossun さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
おませな幼稚園児と先生の日常?
若かりし頃の日野聡さんの声が聴けるのはなんとも新鮮なアニメでした。
ただ、杏ちゃんのつっちーに対するアタック具合がなかな前衛的であり、日常系の中にもしっかりとつっちーと山本先生の恋模様?が描かれており、ほのぼのと見れる作品でした。
{netabare}
つっちー自体は、新人の幼稚園教諭ということでしたが、まあ男で正直な巨乳好きという性格の持ち主ですが、好きな山本先生にはなかなかハマってもらえない感じが、まあ頑張ってほしいと思いつつ、子供たちからの好感度が高い先生でした。杏ちゃん、ひなぎくちゃんもなかなかませてるな。。。と思わせますが、いい意味で正直だし、脱力できている感じがキャラとしては好きだなと思いました。
そして、山本先生はつっちーが視線を向けたしまうほどのプロポーションをお持ちなので、何故か水泳の時間にビキニを着ることになってしまうのは、なかなか仕組まれている感があります。ただ、容姿がどうこうよりも、好意を向けられていることに鈍感である性格がなかなか面白いミラクルを作ってくれます。つっちーがデートに誘おうとしたのに、杏ちゃんが行きたがっている遊園地ですねとか、つっちーの告白に対して、アニメのセリフのことですよね!とそっちに関心が言ってしまったりといいずれ具合がクスっと笑わせてくれる感じが素敵でした。
そして、何より杏ちゃんは幼稚園でその前衛さを持ち合わせているのが、お母さんの桜さん顔負けなところが印象強い感じでした。幼稚園児が先生を振り向かせようとダークマターな料理を持ってくるところとかなかなかぶっ飛んでいるし、気をひいてもらうためにデートをするところとか、頑張っているなと思いつつ、大人になったらどうなるのか?という想像もなかなか面白そうです。
物語としては、ほのぼのと幼稚園児が頑張っているな。。。つっちー報われないなという感じで見れるので、肩ひじ張らずに見られて癒される感じです。つっちーと妹さんの昔を思い出す回であったり、小梅ちゃんが一生懸命運動会で頑張る回等、ちょっと涙がそそられる回もあり、和めました。
ということで、全体的にキャラが強い印象ですが、そこまで本筋を頑張ってみる感じではないので、ちょっとした箸休めみたいな感じで見れるアニメです。{/netabare}