「ブルーロック VS. U-20 JAPAN(TVアニメ動画)」

総合得点
71.1
感想・評価
51
棚に入れた
244
ランキング
1431
★★★★☆ 3.7 (51)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全力のFLOW

今期、続編シリーズナンバーワン期待作品でした。
いゃ〜面白い。
流石はブルーロックだよ。
楽しみにしていただけはある!

なのに……動き悪www
結構、SNSやネットでも騒がれていますが、絵がゲームのカットインシーンみたいな動きなんですよね…………
スポーツ作品は動いてなんぼだと思うんですよね。
確かに1期も「そんなに動いていた?」と聞かれたら答えにくいです。

しかし、1期でアレだけ人気出て劇場版になり、男女関係なく多くの人気があり、キャラもカッコイイし物語もいいし、原作も見応えある、アプリゲームも2作リリースされてる、人気作品のブルーロック。

そんな作品の2期だからこそ期待も大きかったから、余計に残念だともおもいました。
この作品に静止画を使うとしたら個人的に凪がボールを触に触れた一瞬、彼の得意なトラップのシーンとかならわかるんですよ。
凪はボールをピタッと一瞬止めるので。
なのに全員が足を伸ばして身体は前に進んでます的な見せ方が残念。

ただですよ。
個人的に気になったのはそこだけなんです。
(ラストに2話をコミック1冊と少し分くらいで済ませたりも心配しましたが)
細かい事を言えば沢山あるけど、そこを目をつぶれば文句なしなんですよね。

先ずはキャラで言えば新キャラも登場「烏」や「氷織」「七星」などなど他にもブルーロック側の面々も沢山登場します。
何より凛の兄の「糸師 冴」も初登場したり、國神を倒した「士道」の活躍や、「潔」や「レオ」などの成長などなどキャラの見応えもあります。

内容もメンバー選抜から本戦出場メンバーが決まり、他のキャラも見せ場もあるし見応えある大きな1試合で普段は敵対しているブルーロックメンバーが一丸となり立ち向かう今シリーズも面白い!

凛がサッカーを始めた理由も凛から冴への怒り混じりの正体も明かされますね。
で、世界一のストライカーから世界を見て世界一のミッドフィールダーになると言い出した冴の言葉を聞くとブルーロックに興味を持ち士道を選んだ理由もなんだか解った気もいますね。
凛や冴ファンは必見のエピソードかな?

実際、試合ではゴールを決める事もあるが基本はミッドフィールダーで士道にシュートさせているし、過去の自分と同じ世界一のストライカーを生み出すブルーロックを見定めている感じもしました。

後OPもカッコイイし気分も上がりますしw

だからこそ、動いて欲しかった。
欲しかったけど、こうなった以上仕方ない。
それを補うレベルで面白いのが今期のブルーロックです。
だからこそ、絵だけで見ない選択肢は勿体ないので、1期はみたけど2期は辞めたよって方が居たら是非見て頂きたい。
原作でもいいと思いますけどww
いゃ、1番いいのは原作でしょうくどw


さて、ブルーロックElevenを決めるトライアウト……
ブルーロックって今35人なんだ……
結構減ったけどココに残るメンバーが本物なんでしょうね。

TOP6は凛、士道、烏、乙夜、雪宮、凪そこからの7番目は蜂楽。
普通に蜂楽って今までも、どの試合も突破口を開くような活躍してたし不思議ではない気がする。


凛と士道は仲が悪いねww
ほぼ初対面で殴り合う喧嘩まで発展するのは生理的に無理なんだろうなぁ〜ww
まぁ、士道がデタラメな部分あるし突っかかるのもあるんだろうけどww


中でも成長したのは潔と玲王でしたね。
潔が決めた最後のゴールで思考の反射のシュートのこの一手、この瞬間のフィールドの強者は潔でしたね。

4話の主人公は御影玲王でしたね。
完全に目線が玲王目線でしたね。
彼の凪に追いつきたい、隣に立ちたい、その気持ちから生まれた彼の武器は「カメレオン」
技のコピーですね。

氷織の言うように、コピーは所詮はオリジナルの劣化版ではあるんだと思うけど、そのコピーをに自分の要素を取り入れて自分のオリジナルに進化させられたら自分の武器になる可能性を秘めた力になりそうですよね。

オリジナルの劣化版かもしれなかあけど再現率99パーはエグいよねw
黒バスでも黄瀬がパーフェクトコピー使ってて最後は一番エグくなってたし、レオのコピーも進化の先が楽しみですね。


で、ブルーロックElevenのメンバーは、凛、雪宮、乙夜、凪、蟻生、ニコ、潔、蜂楽、千切、加賀丸でしたね。
こう見ると最初に潔達が居たブロックのメンバーが凪やニコを含めて6人で総合的に優秀なメンバー多かったんですねw
しかも潔の居たチームZだけで4人もレギュラー入りって凄いね



で、U-20には凛の兄の糸師 冴が居て冴が出した出場条件が士道と組む事でした。
この話フットボール連合特別顧問の爺さんから絵心 甚八に連絡がくるけど、絵心が優しすぎない?
ブルーロックを潰そうとして来る奴に、ブルーロックの中で開花したブルーロックのメンバーをレンタルするって……

まぁ、貸さなければ問答無用で潰されるのかも?しれないけどさ、爺さんもプライド無いのかな?って思っちゃう。
本当にお金しか目がないんだろうなぁ〜って。

絵心的には、相手の土壌でこそブルーロックの成果見せつける事に意味があるのかも?しれませんね。


で、今回、ブルーロックメンバーが開花させるのがFlow
それが今回の勝利へのピースになるみたい。
今期で言うならメンバー選抜で見せた、千切、潔、玲王の動きや覚醒もFlowに近い物なのかな?
潔は絵心曰くFlowだったみたい。

で、始まる試合。
U-20と戦う前のスタジアムの雰囲気はワクワク感が伝わりましたね。
ブルーロック側も強者に勝つって雰囲気がよく出ていて良かったです。

序盤の出だしは良かったけど、蜂楽&潔のコンボを一発で封じれましたね……
愛空のディフェンス力ですね。
ただ、それでも潔達がショックを受ける事はなく逆に滾ってましたね。

相手が強いって解っているし簡単に行かないのは理解しているし、それくらいで凹むくらいなら最初からフィールドに立ってないだろうし、その点もブルーロックElevenがどう崩して行くのかに期待値上がりますねw

ただ、総合的にU‐20は全体的にも1枚上な感じかな?プレイングの相性とかもあるけどその上の頂点に冴が立ってるイメージかな?
因みに最初にブルーロックから脱退した吉良涼介がサッカー界の宝と呼ばれていて、将来的にはU‐20に入ると言われていたらしく、U‐20に近い実力を持って居たのかな?って思いました。


ただ、そこから凛から始まる怒涛のシュートからの凪の初ゴール。

凛と潔の連携に蜂楽の怪物(的確な)へのパス位置もかなり印象に残りましたね。

エピ凪で凪は「w杯の決勝ゴールなんて俺には簡単に思い描けたし」って言い切っていてW杯じゃなくても、こう言う場面で打ち抜けるイメージはあったんでしょうね。

やっぱり凪は、これが本気になった天才の片鱗かも?知れませんね。
「初めまして日本、俺が凪 誠士郎だ」はカッコイイね!
この日から暫く、カッコ良さが頭から離れなくて私、凪の足真似してましたw


凛vs冴は冴が取りましたね。
多分、単純に強いんだろなぁ〜
私はサッカーは詳しくないけど凄い事は解る。
それからも凛の動きより一手先を行き潰しにくるし強いね。

後、ニコの視野から始まる連携でニコに関しては試合やら読み合いとか上手いし、乙夜と烏の組み合わせはブルーロックスタート時から磨き上げてきた連携からの、最速の足の千切からの烏へのパスだけど…冴が一枚飛び抜けてましたね。

ただ、そこからの凛のシュートが輝いてましたね。
で、このシュートでU -20が本気になるんですが…もしも、このシュートも冴がUー20をやる気にさせる為の計算していたのだとしたら怖いね。

そして、後半から士道が動き出します。
士道が加わる事でめちゃくちゃ変わりましたね。
ただ、ニコがファールで自身の右足を犠牲に士道を止めたのはナイスでしたね。
ファールだろうとなんだろうと、多分コレを止めなければ勢い付かれちゃうもんね。

怪我はダメだし無茶はダメだけど、それだけ勝ちたいって気持ちは凄く解ります。

ただ、冴の判断能力は凄いね。
千切のカットすら計算の内ですか…
で、ニコと千切は交代で氷織とレオ。

このレオからナギに試合で手袋投げるシーンは原作にはなくてエピ凪からのシーンで絵もいよね。
この2人は本当ね、最高!

で、さっそく、氷織が大活躍。
ただ、潔がアイクに止められます。
そして、レオもカメレオンディフェンス…対士道対策カード。

そこからFlowに入る士道も流石ですが、絵心は試合に負けて勝負を勝つを目標にしていたらしく試合を捨ててブルーロックの痕跡を残す事だったのですが、潔の勝ちたい気持ちに背中を押されてジョーカー馬狼を投入。
潔、凪、馬狼 のやり取り3on3以来かな。

潔の勝ちたい気持ちって解るなぁ〜
未来があると言われても、自分が今1番勝ちたいのは未来の試合じゃなく目の前の試合で、自分が今欲しいのは未来の自分のポジションじゃなくて、目の前の勝利と言う結果です。
今を負けたり、諦めたりしたら、それを後悔する時も来ると思う。

勝てなくて諦めたけど目的は果たしましたなんて納得いかない。
負けるとしても全力を出し切った後に悔しがりたいし泣きたい。
そもそも、その程度の気持ちなら今この場に立ってはいられないと思う。
「結果を残して負ける」より「結果を残して勝つ」方が断然カッコイイじゃん?

少なくとも私は遊びでも本番でも格上だろうと力の差を知っても最初から負けを覚悟した試合ってなかった気がします。
だから、潔の勝ちたいって気持ちがわかりますね。

馬狼の動きは初見殺しのヒールムーブらしく彼曰く「潔狩り」をするみたいです。
で馬狼が作り出したカオスに動きを連動させたてブルーロック側で最初にFlowに入ったの雪宮ですが、そのシュートを止める愛空もFlowに入りましたね。

レオのカメレオンも優秀ですね。
タップリフトの凪のシュートをコピーからの蹴り。
レオはいつも司令塔で、凪へパスしてきたけどレオ自身もストライカーとして覚醒しつつあるのかも?知れませんね。

そこからの反撃も冴は読んできます。
潔VS冴は圧倒的で冴とは相性が悪いのか太刀打ち出来ずにフォローにきた凛へのパスをうばいにきた馬狼がゴールドを決めましたね。
そして、服を脱いでイエロカードを貰う馬狼w
服を脱ぐとかフェアリーテイルのグレイを思いだしますw

で、最後の15分がスタートします!
冴が1人で潔、馬狼、烏、凛、雪宮、氷織、蟻生を抜くのは圧倒的で、やっぱりそこに食い込めるのが凛で冴の思考を読むのは凄いね。
ずっと冴を追いかけていたからなんでしょうね。
ラストも、潔、馬狼、凪、を抜きさるし凄いね。



レオ&凪のは圧倒的安定感ですね。
この辺りは安心して見えるし、さらに、潔と蜂楽の組み合わせも安心しますね。
蜂楽のドリブルはデタラメな凄さを感じますね。
シュートは決まらなかったけど凄いね。
見入ったよw

閃堂のヤル気になったけどグラドルとの結婚やわ辞めてハリウッド女優と結婚ってww
世界の味方はそこなんだw
冴えに言われた事気にしすぎw

ブルーロックのディフェンスも凄かったね。
ただ、防御のアイクがストライカーとして攻撃陣に出てきたのは不意打ちでしたね。
ただ、それをも読む凛は流石でしたね。


潔の場の流れを呼んで冴の裏を書く凛の裏を書いた冴を読みきる潔も凄いけど、潔って昔から場を読むのが得意ですもんね。


で、それを意識して凛のFLOWに入ります……
冴とは別の破壊衝動ベロベロモンスター
なんだろう?凄いけど覚醒と言うか暴走に近いイメージがありますね。

で、破壊衝動の凛と美しさを求める冴との一騎打ち……凛が冴からボールを奪います。
そして、潔が溢れ玉からの最終ゴールを決めるます。

ただ、1人、相手ゴール前でスタンバっていた潔、これは1期のラストに絵心が話していた「運のカラクリ」を知った潔が凛を信じた結果のゴールですね。

で、冴が凛と最後に会話するんだけど冴が最後に可能性を感じたのが潔世一らしく、凛はそれが自分じゃない事にショックを受けます。

まぁ、そうだよね……凛は兄に敵対心メラメラだけど、多分本当は純粋にお兄ちゃんと世界一のストライカーを目指したいって気持ちの裏返しで、ずっと凛は冴を意識しているのに自分を見てくれたと思ったら認めていたのは他の人だったってのもね。

潔の「ありがとう凛、アレは俺とお前のゴールだ」に凛は潔をライバルと認めた上で「絶対殺すって意味だ」って発言します。
凛にとってのサッカーは「戦場」ですからね。
冴が認めた潔を「殺す」事が凛の目標になった訳ですね。

さて、最後に3期?への伏線が2つ「wild card」そしてそこにはHEROの姿がありましたね。

2つ目は青薔薇の男で私もビックリしました。
「青薔薇やん!」ってなりました。
あまり深く語ると原作ネタバレを起こすけど青薔薇から最後に出てたからセーフですw

声優さん決まってるんだ……
それなら3期多分来るけど……
やるなら3クールくらいは必要じゃないかな?
めちゃくちゃ長編になりますからね。

とにかく楽しい2期でした。
やっぱりブルーロックは面白いですね。

投稿 : 2024/12/29
閲覧 : 31
サンキュー:

8

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