くまごろう さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

マジンガーＸ

視聴完了
全13話

ジャンル
ロボットもの、というにはロボット出てこないが


タイトル由来
Uはなんなのだろう？
グレンダイザーはアニメの設定上の主人公のマシン。

設定
マジンガーZ時空の話
グレートや剣は出てこない。

ストーリー
マジンガーZを要する光子力研究者は、宇宙からの飛来物を調査した際、グレンダイザーとデュークを発見。

デュークは同じ星のカサドに家族を殺され、その罪をなすりつけられたデュークの怒りによってグレンダイザーが暴走し、気づいたら地球にいた。なおその星は破壊し尽くされ、ベガ星は犯罪者としてのデュークとグレンダイザーを確保するため地球に現れる。
ベガ星の科学力は地球を圧倒しており、地球の守り神であったマジンガーも粉砕。グレンダイザーに守護を頼む。

あとはいろんな資格が現れ、倒し、デュークに惚れ、死ぬ、の繰り返し。
最終的に婚約者であるルビーナもデュークを庇って死に、地球で暴走したグレンダイザーをみんなで止める。敵の司令官も倒し、ハッピーエンド、かと思いきや最後敵のボスが出てきて終了。

感想
総評点
良かった点
マジンガーＸを主役とした話
悪かった点
それ以外全部、特にコードギアスを真似ているような感じの感動させようとするシーンが酷い。

レビュー
まず、この作品を見終わって思ったのは、主人公であるマジンガーＸと兜甲児、正ヒロインのさやかとライバルのマリア、あとなんか敵キャラといちゃいちゃしてはその相手を失う不幸を撒き散らすサブキャラデューク、という感じ
としてみれば普通に面白かった。

兜甲児は元々地球を守るという目的を持った戦士で、デュークが地球に降り立った時点で侵略国家であるベガ星に目をつけられたのは確実であり、マジンガーはデュークを追ってきたベガ星のマシンにより戦闘不能。兜甲児は狙われているデュークを追い出したとしても地球が襲われない確証がないことから、デュークを丸め込み戦わせる間に、その技術力をマジンガーに取り込んだ。
さやかという前作からの正ヒロインがいながら、デュークの妹マリアを味方につけ、デュークがいろんな女とイチャイチャしている間にマジンガーＸを完成させ、いい感じのタイミングでカサドを切り、ベガ星の侵攻に対抗する体制を作り上げる。
終盤婚約者との密会をあえて見逃し敵の仲間割れを誘い、結果流れ弾でルビーナが死にグレンダイザーが暴走し敵を殲滅。残る脅威となったグレンダイザーのデュークを爆破する指輪を残していたが、敵のボスを倒していないことからあえて爆破せず、みんなからの支援を受けながらいいとこ取りでハッピーエンド。
という全てマジンガーの思惑として妄想してみれば面白い。
というくらいつまらなかった。

色々と説明が足りないにも関わらず、カードがっぽい感動シーンをところどころに入れてくるのがイライラするし、話を進めるためにキャラをどんどん使い捨てるのも嫌だし、そもそもの起点となるカサドの事件も動機と経緯が薄すぎて意味不明。
NTR展開も設定も不明な上やっぱり薄い。
最後はなんかめどくさくなったからグレンダイザーを暴走させて消し去った感。


もう敵キャラもボスしかいないし

途中