なかつ さんの感想・評価
3.8
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
卒業おめでとう
ラブライブ!スーパースター!!3期 総括
いい点
6話
7話
12話
作画 MV
ウィーン・マルガレーテという女。
鬼塚冬毬という女。
トマカノーテ(とまマル)のバランスの良さ。
新キャラ マルガレーテと冬毬がちゃんと魅力的に描かれている。
渋谷かのんのキャラがそこそこいい感じに落ち着いている。
クーカー
クゥすみが2期と違い 無意味にギスギスしていない。
2期生をなんとか活躍させようという意識。
「Dazzling Game」
卒業と継承をちゃんとしっかり描いた。
ちゃんと終わらせた。
悪い点 微妙な点
マルガレーテの心境変化の早さ。世間からの扱いの描写、向き合いが薄い(2話のみで解決とするのは少し強引)
トマカノーテの描写の丁寧さに反して、8人liellaの描写が浅すぎる。
8話
「Dazzling Game」という神曲を生せていない脚本
……3期全体を貫く対立構造は上手くイかせているとは言い難い。
ームを分けて互いに切磋琢磨しようといった割にあまりそういう感じかない。
チームを別れてからの話が2~4話しかなく
中盤5.6話をクゥクゥ編に使ったのが痛い。のだがそのクゥクゥ編が神回なのでなんとも言えない……。
直前まで勝っ!などと言わせながら最終的に戦いそのものがなあなあになり決着はつけず、茶番とかす謎。
合流に至る展開がおそ松。
そのため、非常に評価の難しい作品になってしまった。
ここがちゃんと出来ていればもっと素晴らしい作品と言えたのだが。
2期に続き四季メイがセットすぎる。 メイ単体の活躍がない。
平安名すみれ ほぼ空気。
葉月 恋 すみれ同様にほぼ空気なうえ、なんかずっとキャラが不安定。
相変わらず音楽科という設定が死んでる。
生徒会も。ストーリーに関わるならもっと描写が欲しかった。(かのんが副会長を続けていたのかすら不明)
大会が更なる形骸化。
ライバル不在となり。あっさりすぎるラブライブ二連覇。
まあこの辺は2期終了時点で危惧してた事なので(悪い意味で)予想通り。
桜小路きな子という存在。
2期からずっといるのに、謎すぎる北海道から単身東京に来た経緯 、 動物と話せるという謎設定、かのんへの憧れ?のような感情。などに欠片も触れられずに、唐突極まりない恋とのセット売りで担当回が終わる。
さすがにもう少し出来たよでは?と思ってしまうが。(10話自体は好きだけど)
総評
途中までは、あの2期かは持ち直したか。と言いたかったけど、大事な部分ですっこけるのは相変わらず。
全体的に悪くは無いのだが。
11人に増えて尺も全然足りていないのに。
新キャラの掘り下げ 2期生ほ掘り下げ 対立構造 大会 3年の進路 など全部詰め込んでやろうとして全部中途半端になっている感は否めない。
正直不満は山ほどあるが。
しかしそれでも、6話という素晴らしい話があったし。ここぞという時の爆発力は流石の一言。
最終回は、完璧とさえいえる出来の大団円の卒業回で、凄く良かったし。さすがに4年間見つつけできたのもあって。涙が止まらなかった。
原点の曲「始まりは君の空」を最後に持ってきて、その意味をただの始まりではなく。旅立つ1期生から2.3期生へと贈る餞としての歌へ 。そして11人それぞれの未来に向けた。
"新しい始まりの歌"へと昇華させたラストの演出(伏線回収?)には脱帽。
これは初期から追ってる人ほど、感動するだろうなぁ…。
余りにも。色々ありすぎた作品だったけど。最後には本当にいいものを見せてもらえたなあ。
なんだかんだ4年間、追い続けて良かったな。
なにより、1年生達の卒業まで見守ることが出来て、良かった。
卒業おめでとう。
お気に入り曲
「DazzlingGame」「DAISUKE FULL POWER」「lets be one」 「笑顔のpromise」「スーパースター」
カップリング込やと「ファイティングコール」「question99」