dossun さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
最後の7,8話に鳥肌が立つ
まずは柱がそろい踏みということで見ごたえを感じられる柱稽古編でした。
{netabare}
炭治郎が改めて、柱たちの稽古場を回りつつ、自分の考えを深め、柱たちとの距離を詰めていくほのぼのとするシーンが多い中、7,8話目で無残が産屋敷邸に一歩、一歩近づいて歩いてくるシーンは唾をのんで見守るばかりのシーンであり、今までの和やかな雰囲気とは違った緊張感を感じることができ、とうとう最後の決戦がはじまるんだ。。。と思わせる演出の良さが光りましたね。
そして、お館様の危機を感じ、柱一斉に産屋敷邸に集まり、それぞれが無惨へ一撃を放とうとするシーンは、緊張感だけでなく、彼らが本当にお館様を慕っているという気持ちが垣間見えました。
個人的に好きなシーンとしては、柱をやめた宇随天元が炭治郎との訓練を行い、改めて彼との距離を詰めるところです。小西克幸さんが好きということもありますが、やはり柱をやめてもかっこいい天元が見られるのは嬉しいです。
そして、もうひとつは悲鳴嶼さんの過去話です。
自分が必死に守ろうとした子供たちに裏切られ、守ることができず、その中でも守った女の子に裏切られ、すべてを悟る悲鳴嶼さんの哀愁がたまりません。
だからこそ、炭治郎を最後まで信用としていなかったこと、慈悲深い姿をしていることがわかります。
いよいよ次は劇場版ということで、完成が待ち遠しいですね。{/netabare}