wkr さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

隙のない日常系

内容は登場人物の日々を描いたオーソドックスな日常系。ただそのキャラの描き方が丁寧でメイン4人は勿論、サブキャラ達にも興味や愛着が湧くようになっている。それだからどのシーンも日常系のそれとしては及第点。空気感もまさに日常系に求める様なのんびり穏やかで毒のないものでとても癒される。また、テンポ感はややゆるめでキャラが動かない喋らない等単調で地味なシーンも多いものの、それが空気感の構築やある種のギャグになっていて、単なる"味気のないシーン"は生んでいない。その隙のなさがとても鮮やかだった。

あとは見る前はにゃんぱすーくらいしか知らなかったけど、想像以上に小岩井ことりさんの演技が素晴らしかった。癖になる声だなとは思っていたけどあの声質を保ったまま緩急つけるのは凄すぎる...


各話の感想
{netabare}1話
あ〜絶対好きなタイプだこれ。ってなりました。度々挟まれる辺り風景のカットや動きのないシーンが、単調ではあるものの味気なくはないっていう絶妙な空気感で面白いです。テンポ緩くてダラダラしてるけどその空気感が作品の内容とマッチしていてとても心地いい。

漫画だったら読むテンポは人それぞれで、それによって味わう雰囲気や空気感もだいぶ差異があるだろうけど、このアニメは作品の空気感をしっかりと定義づけた、これこそアニメ化の醍醐味だと思う



2話
全員可愛いけどこまちゃんの見た目がどタイプすぎます。中2だから声だけちょっと大人びてるのも最高。あとは蛍の小5にしては大きめってところにフェチを感じる

細かいことだけど授業が基本自習形式ってのはどうなのか。
こまちゃんが蛍だと気づかない展開もそうはならんやろと。でも2人の考えてることが上手いことぶつかり合ってたのは面白かったです



3話
こまちゃんかわ
越谷家良い。愉快な姉妹と優しいのび太母+兄。兄は母似で他2人は父似なのが想像できる



4話
れんちょんの姉登場
先生も姉だったのか

10:42のれんちょんがうろつくシーンの作画好き。18:43からの泣くシーンはれんちょんの正面カットだけで1分近く使うっていうのがインパクト強すぎた。オチもあったかくて泣きそうになった。こういうのに最近弱いんだよね...



5話
こまちゃんと兄が不憫。こまちゃんかわええ...
全体的に劇版が本当にいい味出してる。



6話
アバンから面白かった。越谷家良いな〜



7話
兄が萌えキャラ造形するシーン好きw
ｳﾞｻｷﾞｶﾞﾆｹﾞﾃﾞﾙ！も好き
田舎特有の人との距離の近さも日常系と相性良い(駄菓子屋とか)



8話
蛍のハート目を拝めるとは思わなかったよ
個人的にこまちゃんはマジで色気あると思う



9話
幼少期の夏海に全部持ってかれた



10話
れんちょんは達観してるけどたまにめっちゃ普通の子供らしい行動とか仕草するところが可愛い(あと声優さんの演技が絶妙すぎる。正直これが一番このキャラを際立たせてる)
駄菓子屋も可愛かった。
だけどせっかくなら日の出の瞬間は蛍と越谷家も映して欲しかったな。全員繋がってる感出るからこういうカット挟まるの好きなんだよね



11話
なんか蛍が可愛かった。大人びた見た目と年相応な中身のギャップ



12話
弁当食べる話面白かった
安定して温かくて賑やかで、芯から安心して見れる幸せ。背景と内容の相互作用が素晴らしい



13話
アバンw当てる→驚くだけなのにどうしてこんなに面白いんだろう。

沖縄に出発！ってところで終わっちゃった...w
まあこの回はおまけみたいな物だからいいけど{/netabare}