経法兎っぴー さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:----
う~ん
・ゆきあつの掌返し
Aパート数分の懺悔大会の様な描写で簡単に和解→じんたんに肩組んで「頼むぜリーダー…」…ちょっと理解不能。ゆきあつはあの頃も、じんたんの事をリーダーなんて思った事無いって言ってましたよね?まあ本当は心の中ではじんたんの事を認めていて、嫉妬心からそういう発言をした、と取れなくも無いですが、それにしたっていきなり馴れ馴れしく肩を組んであんな事を言うのはおかしいです。むしろこれまで丁寧に描かれてきたゆきあつ像自体を否定された様な気分になりました。
・つるこのトラウマ
随分引っ張ったつることぽっぽのトラウマですが、懺悔大会でアッサリ終わってしまった。『あの頃からゆきあつの一番の理解者はあなるだった?』唐突にそんな重要な事を言われても、そんな描写ほとんど有りませんでしたし、見ている方はちんぷんかんぷんで彼女の告白には全く感情移入出来ませんでした。
・おいてけぼりのぽっぽ
結局バスターズの面々は、メンマを中心にドロドロの恋愛トラウマを抱えていた事が明らかになりましたが、この話のキーだった筈の『メンマの死』の一番近くにいたぽっぽだけがドロドロに参加して居ない為置いてけぼり。そして一番重い筈のぽっぽのトラウマが懺悔大会の中で流される様な形になってしまった。これは非常に残念でした。
・最後のかくれんぼ
例えば幼少期のあの日、メンマと一緒に皆が最後に遊んだのがかくれんぼだった、とかなら分かります。幼少期のかくれんぼシーンをなぞる様な形でエンディングに向かえば、感極まる物もあったでしょう。しかし本編では唐突な印象がぬぐえませんでしたし、じんたんにも一度見えなくなった筈のメンマの声が最後に全員に聞こえたり、最後に皆にメンマが見える様になった事も、『ご都合主義』としか思えませんでした。
こんな感じでいくつか疑問?ございましたが…
最終話を見て感動した、という方、以上の点をどの様に自分の中で消化しましたか?おかしいと思いませんでしたか???私が深く考え過ぎなのでしょうかね><
とりあえず楽しめたことには変わりはありませんが^^