シボ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
派手なガンアクション、撃ちまくりです!
無法地帯の街ロアナプラ。
この街を拠点に運び屋を稼業とするラグーン商会でのメンバーの姿
を描いた痛快ガンアクションです。
物語は1話~数話で概ねの解決して進んでいきます。
ラグーン商会の面々が4人と少ないのと、
毎回関わっていく組織の重要人物もだいぶ絞られている
(名前も分からないような敵はすぐ死んじゃう)
のもあって、大人数が出てきて混乱?ってこともなく
この世界観や舞台に入りやすく見やすい作品でした。
“トゥーハンド(二挺拳銃)” の異名をもつレヴィと
日本人の商社マンだった岡島ことロック。
ここまで歩んできた人生、生き方や考えが全く違う二人。
{netabare}
潜水艦での二人の話は、そのセリフと共に印象に残りました。
「正常位じゃ誰もいけねぇんだよ ロック」
偽善なんて何の役にも立たなくて、金や銃だけが身を守る全て
だった世界を生きてきたレヴィの言葉って重いんですよね。
1人だったら今日にでも死んでしまうような環境の中でロックの
考え方がそりゃ甘いよなって思える一方で、
死を恐れず生き抜く力を持って
ずっと戦い続けてきたレヴィには、このままずっと泥沼を
抜け出せないってのはなんとかならないかなって考えちゃいます。
・・・そんなことを考えちゃうのはやっぱり平和ボケですかね!?
彼女がこの先、ロックによって少しでも変わっていく様も
見てみたいとこあります。
(そういう甘さはきっとこの世界では死に繋がるんでしょうね)
引きづったままにしないで大声で喧嘩してサッパリ終わりにする
二人はなんだかんだ良いコンビで気持ちよかったな~。
パトカーに連行中での夕暮れシガーキスは絵になるカッコよさでした。
{/netabare}
銃弾の雨の中、
あほみたいに強いキャラにはほとんど弾当たらないとか、お約束では
ありますけど、派手なアクション、特に銃声は普通にカッコよくて
見応えありました。
OP MELL / Red fraction
テンポのいいロックで絵の差し込み方とかも含めてカッコいい楽曲です。
拡声器?サウンド
メロディーに字余り的に英語の歌詞をはめていくような歌い方も
クセになるカッコよさありました。
ED Don't Look Behind
他のアニメ作品ではあんまり見たことないような印象に残るED。
レヴィの重い足取りが、普段激しく戦い続ける彼女の
泥沼から抜け出せない未来を見せてるように感じられるんですよね~。
ホント暗くて重々しいけどこのエンディングを待ってるくらいの
自分がいて、妙に惹きつけられて毎回飛ばさないで半ば放心しつつw
観てました。
面白かったのでこのまま続きも視聴確定です!