退会済のユーザー さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
フェティシズム時代劇、冗長な会話劇(辛口)
刀を使わない虚刀流の7代目「鑢 七花」と奇策士「とがめ」が幕府の命で変体刀を集める時代劇
一度は一話の印象が悪すぎたので一話で断念しかけました。
見てる時は不満だらけだったが、終わってみればまずまず悪くはなかったかもしれない。
まぁ一話50分という尺でたっぷり会話劇を堪能出来るわけですが、
個人的にはテンポが良いとはあまり思えなかったのです。
「化物語」は演出と会話劇が非常にマッチしていてテンポも良かったので面白かったのですが
このアニメに関して言えば、会話劇がただくどく冗長に思える場面が少々ありました。
特にシリアスな場面やバトル中の会話劇において、テンポが悪いと感じる時が多かった。
バトル自体もそりゃねぇだろって言いたくなるものばかりだったと思います(笑)
まぁぐだぐだの会話劇が主体のアニメなので、その辺突っ込んだら負けみたいなところありますが。
多分私は会話劇という物がそこまで好きではないのだと思います。
「七花」と「とがめ」のやりとりは微笑ましく良かったですけどね。
「とがめ」が可愛らしいというか、やたら狙い過ぎな感あって笑えましたw
敵キャラに関して言えば、真庭忍軍や否定姫など個性的なキャラクターが登場しますが
個人的にはキャラが濃すぎてあまり好きになれませんでしたw
それでも見れたのは「七花」と「とがめ」のおかげのような気がします。
ストーリーはとんでも刀(?)が色々出てきて、毎回続きが気になるような作り。
少年漫画的な展開にはベタで安心感があったので、結構楽しめるものではありました。
まぁ一話50分のボリュームはいささか内容とは不釣り合いに感じてしまい
かなり不満の多いアニメ作品でしたが、全話視聴し終えたときの達成感はなかなかのもの。
しかし、これ最後まで見れる人は結構絞られてくるんじゃないかなぁとも思う。