ヘラチオ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ようやく聞けたあのセリフ
正直、1クール目は内ゲバ感強すぎて蛇足だったかなと思わずにはいられない。
無駄死にしてんでは?
アキヒロの女心への疎さを表現したかっただけか?
中盤~最終回にかけて敵味方両サイドの主要キャラクターが死にまくりで過去のガンダムシリーズでもあったらしい鬱エンド路線よな。意味のなさそうな無様な圧死てどうなん?
やっと有名なセリフ聞けたのは機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第48話約束。
火星の鉄華団本部をギャラルホルンに包囲され本部の通信設備は無力化、マクギリスがガンダムバエルで作った隙を突き、オルガはクーデリアとアトラを伴い何とか脱出、アドモス商会へ辿り着く。蒔苗東護ノ介との連絡がつき、さらにはタービンズ残党を仕切るアジーからの伝言も聞き、ようやく窮地を打破する足掛かりが見えたその時……
ノブリス・ゴルドンの部下たち(無名のモブキャラ達)が独断でオルガたちを襲撃。同行していたライドを庇い、無数の凶弾を受けたオルガは、三日月から預かっていた拳銃で刺客の1人を撃ち、ひたすらに前に進みつつ、自らの血の海の中に倒れ息絶える、という最期。「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ…。」
当時のリアタイ視聴者たちは味方サイドの兄貴分キャラだけにオルガの華々しい最期を期待していたようだ。
全滅の危機を避けるためにオルガが選んだ方法は、「鉄華団員全員分の個人情報を改竄して指名手配を外し、戦闘を政治的に回避すると同時に追跡を逃れる」というもので肩透かしに近いものだったらしい。鉄華団とは逆に一発逆転に賭けて最後まで諦めなかったマクギリスは敵将ラスタルを討てず戦死。元友人との華々しい格闘。涙涙。
一方のオルガは咄嗟に仲間の1人を庇ったためにバカスカ撃たれ、お返しに銃弾を1発当てるが、そのまま逃げられ、非常事態にも拘らず冗長に喋り、そのままあっけなく死ぬ」というある意味衝撃的な展開であり、これが賛否両論。
直前にライドが「なんか静かですね」と発し、不自然なまでに盛大なフラグを立てるし、オルガがアドモス商会本部から出てくるシーンで、事前に指名手配されていると念を押されていたにも拘らず変装や仮装の類を一切せず、普段通りの派手な服かつ素顔。外で待機しているオルガの護衛がチャド1人。
ヒットマンの接近に気付かず、近くに遮蔽物となる建物があるが、逃げも隠れもせず、その場で背を向けて、ライドを庇い、全身に銃弾。作中のオルガの高い身体能力であれば仲間を担いだまま十分逃げ込めたはずでは?との疑問
オルガ達とヒットマンの距離は数十メートルは余裕で離れ、「すぐ近くに遮蔽物となりうる建物がある」ので逃げに徹するだけで、運悪く当たってしまった銃弾で怪我をすることはあっても、死ぬような最悪の事態は回避できた。止まって座り込んだからこそ寧ろ被弾する確率を自ら大幅に増加させ、これまで戦いの場に身を置いていた者としては愚行としか言いようがない。被弾する際の音が「ポスッ!ポスッ!」と情けないほどに軽いため、大してダメージを受けているように見えない。誰も応急処置しない。などなど他の主要キャラクターの死亡シーンに比べると、違和感が多くて軽い、実はまだ生きている説もあがるほどだったが、後日談で彼の死が確定。後のインタビューでオルガの死亡シーンは他にも案があったらしいが、一例が「仲間にジュースを奢ろうと、単独で自販機に寄った帰りに撃たれる」というもの。自動販売機を出してしまうと時代設定がややこしくなるという理由でボツになったらしい。
彼が絶命する瞬間がサタデーナイトフィーバーのパッケージにおける主人公のポーズに似ていたため、純粋に悲しめない、むしろオチに見えて失笑してしまった人が少数いたらしい。
フラグを立ててから、オルガが例のポーズで息絶えるまでの場面だけを抜き取られると中途半端なギャグにしか見えないという事が発覚してからずっとネタにされてたようだ。これまたフリージアが流れるのが良いらしい。
そして物語のラストのほう。
火星外からの砲撃はさすがにきつすぎたな。
最後は見事に散った三日月。首を取って勝利とは侍のようだ。
三日月の子供大きくなってというかアトラが大きくなるのはよく分からん。
妊娠できる体になってからまだ身長伸びるもんなん??地味に子作りしているのはびっくりどうやって??
クーデリアの側近として一部生き残り組いたり、ライドは敵討ちで姿を消したり(オルガの身体から流れ出た血が前へ前へと流れ続ける演出で彼の遺言を補強したのに、オルガの復讐としてテロ活動は遺言に背いている)と物語はまだ続くというエンド。
OP
RAGE OF DUST SPYAIR
Fighter KANA-BOON
ED
少年の果て GRANRODEO
フリージア Uru
挿入歌
天空の先へ 鈴華ゆう子
フリージアは最高の楽曲やった。ずっと聞ける。透明感のある歌声。
以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもとテイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。
シーズン1エピソード1 - 第26話 新しい血
三日月が所属する鉄華団はクーデリアから、ハーフメタル採掘場視察の警護を依頼される。鉄華団の警備の下、視察の日程は無事に終了しようとしていた。しかし突如現れた宇宙海賊によって、鉄華団は強襲を受けてしまう。
シーズン1エピソード2 - 第27話 嫉心の渦中で
犠牲者は出たものの、無事、宇宙海賊「夜明けの地平線団」を退けることに成功した鉄華団。しかし撃退したのは巨大な宇宙海賊の一部隊だったということが判明。オルガは更なる襲撃に対し迎え撃つことを決意する。
シーズン1エピソード3 - 第28話 夜明け前の戦い
可能な限りの戦力を投入し、夜明けの地平線団団長サンドバル・ロイターの捕獲に向かう鉄華団。戦力差に苦戦する中、ギャラルホルン月外縁統合艦隊アリアンロッドも参戦。鉄華団、アリアンロッド艦隊、夜明けの地平線団の三つ巴の混戦になってしまう。
シーズン1エピソード4 - 第29話 出世の引き金
夜明けの地平線団による襲撃の落とし前を付けるため、三日月とオルガは思想家団体テラ・リベリオニスのアリウムの元を訪れる。一方、ギャラルホルン火星本部にはマクギリスが到着。鉄華団にある誘いを持ちかける。
シーズン1エピソード5 - 第30話 アーブラウ国防軍発足式典
アーブラウの軍事顧問となった鉄華団地球支部は、アーブラウ防衛軍結成式典の準備で慌ただしくなっていた。蒔苗の依頼で、式典会場の警備を担当する鉄華団。しかし、会場からは爆音とともに黒煙が昇る。
シーズン1エピソード6 - 第31話 無音の戦争
アーブラウとSAUによる経済圏同士の紛争は、両軍がにらみ合うバルフォー平原で開戦。ガラン・モッサの指揮の元、鉄華団も戦闘に加わるが、連日続く消耗戦に疲弊していく。
シーズン1エピソード7 - 第32話 友よ
SAUからの調停要請を引き受けたギャラルホルン。長引く戦況を打開するためマクギリスは自らモビルスーツで戦場へ出撃する。アーブラウ側の戦力を削るマクギリスのもとに、ガラン率いる一隊が急襲する。
シーズン1エピソード8 - 第33話 火星の王
SAUとアーブラウ、両経済圏が和平調停を受け入れたことで戦いは終わる。鉄華団は犠牲となった団員を偲びつつ地球からの撤退を決定する。
シーズン1エピソード9 - 第34話 ヴィダール立つ
地球での一件を経て鉄華団とマクギリスとのつながりはより強固なものとなる。一方、アリアンロッド艦隊で調整中だったガンダム・ヴィダ―ルが、遂にロールアウトする。
シーズン1エピソード10 - 第35話 目覚めし厄祭
鉄華団が管理する採掘場から発見された、巨大な物体。物体の正体についてオルガから連絡を受けたマクギリスは火星を秘密裏に訪問することを決断する。
シーズン1エピソード11 - 第36話 穢れた翼
目覚めたモビルアーマーは大量のサブユニットを引き連れ、人口密集地に向け侵攻を開始。鉄華団は侵攻を食い止めようとするが、その圧倒的な力と数に翻弄される。
シーズン1エピソード12 - 第37話 クリュセ防衛戦
数で不利な鉄華団は、マクギリスに協力を仰ぎ、モビルアーマー掃討作戦を実行に移す。そんな中、モビルアーマーに対峙したバルバトスに異変が起こる。
シーズン1エピソード13 - 第38話 天使を狩る者
絞り出すようにバルバトスの力を引き出す三日月。モビルアーマーとの戦闘が、激しさを増していく。
シーズン1エピソード14 - 第39話 助言
タービンズから出向していたラフタらが、鉄華団を離れることに。一方テイワズでは、組織のNO2、ジャスレイ・ドノミコルスが新たな動きを画策していた。
シーズン1エピソード15 - 第40話 燃ゆる太陽に照らされて
危機に陥ったタービンズへの救援を止められた鉄華団。名瀬の思いを受け止め自制するオルガだったが…。
シーズン1エピソード16 - 第41話 人として当たり前の
歳星にて葬儀がつつましく執り行われる。ただジャスレイはさらなる手を打とうとしていた。
シーズン1エピソード17 - 第42話 落とし前
バルバトスの改修も終わり戦力を整えた鉄華団。意を決してジャスレイとの直接対決に向かう。
シーズン1エピソード18 - 第43話 たどりついた真意
ギャラルホルン地球本部が青年将校たちのクーデターにより制圧される。その最中、本部地下施設へと向かうマクギリスの姿があった。
シーズン1エピソード19 - 第44話 魂を手にした男
クーデターに対しラスタル・エリオン率いるアリアンロッド艦隊は全隊を集結させようとしていた。
シーズン1エピソード20 - 第45話 これが最後なら
紆余曲折の末、鉄華団もアリアンロッド艦隊との戦いに臨むこととなるが…。
シーズン1エピソード21 - 第46話 誰が為
鉄華団は起死回生の一撃と共に戦場からの離脱を図る。一方マクギリスとガエリオの戦いも熾烈を極めていた。
シーズン1エピソード22 - 第47話 生け贄
鉄華団は火星本部へと帰還し仕切り直しを図る。しかし情勢は一変していた。
シーズン1エピソード23 - 第48話 約束
苦境に立たされた鉄華団。そして火星本部周辺にはギャラルホルンの大部隊が展開し始める。
シーズン1エピソード24 - 第49話 マクギリス・ファリド
ギャラルホルンによる鉄華団掃討作戦。その開始の時が刻々と迫っていた…
シーズン1エピソード25 - 第50話 彼等の居場所
ギャラルホルンは鉄華団掃討作戦を開始する。立ち向かう、鉄華団の未来は――。