たくすけ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
インパクトは十分あり面白いがモヤモヤが残る部分も
7G回線により世界が滅茶苦茶になってしまった。
行方不明になった中富葉香を探しに4人のJKが西武池袋線で池袋を目指すという話。
まず西武池袋線で掴みは上々(笑)
行く先々カオスな事になっておりインパクトがある。
声優やスタッフ陣のインタビュー記事とか読んでないので何を描きたかったのはわからない。
ヘンテコな世界で友達を助けに行くJKを見せたかったのかなと個人的には思ってる。
揉める事はあれど悲観的にならず前向き。
だがそれ故に危機感が薄くてちょっとイライラしたww
思春期ならではなのかもしれないがもうちょっと慎重に判断できるのでは?と思っちゃう。
世界がある程度元に戻っても「じゃあ帰ろうか」という感じ。
彼女達は世界を救う正義の味方ではない。
友達を助けたかっただけなんだなぁと。
設定がはっきり説明されてないので疑問点が残る。
7G回線とはなんだったのか。
ポンタローは7G回線で世界を変えてどうしたかったのか?支配者になりたかったの?
何で葉香が選ばれたの?巻き込まれたの?
そういった部分を掘り下げて欲しかった。
12話でなんとかまとめた感じがあるし、やりたい事がいっぱいあったんだろうなと思われる。
目的に向かって進み、各地で色々な事が起きるという冒険ものスタイルだったと思う。
そういうのはとても好きなので楽しめた。
サ〇ガンわかってるか?こういうのでいいんだぞw
オリアニは特に発想力やインパクトが大事だと思っているので良い感じで突き抜けていた。
出だしが良かったしどういう結末になるのか気になった。
JK達が良くも悪くも友達を救うという事しか見えてないため7G計画等に興味が無く、上記の疑問点が残ってしまったのでちょっとモヤモヤしてしまったが、個人的に良作の部類に入ると思う。