mahia さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
子供を置いていく『よほど』ってどんなだ?
私は大吉とりんのちょうど間の年齢で
大吉の些細な出来事で動揺するのもわかるし
りんの成長する過程にも朧げだけど自分の記憶が重なって。
今の自分と過去の自分のどちらにも当てはまって
なんか色々考えたし、思い出した。
仕事よりも子供を優先できるのだろうか…とか
歯がグラグラして抜けた瞬間の感覚とか
風邪引いたときに母が看病してくれた事とか。
作画や演出も優しい感じで声優さんも子供を起用していたのが良かった。
所々に細かい子供ならではの描写もあり、どこか懐かしさもあり。
見終わってみると以前より優しくなれた気がした。
でも結局子供を育てるのは大変な訳で
決して楽な事ではないけれど、いやでも
それ以上に愛してしまうんだろう。
だから一生懸命に育てようと思うんだ。
この作品を観たからという訳ではなく
子供が好きなのもあって
昔から結婚はしたくないけど子供は欲しいと思っていたので
色々勉強になったのかもしれない。
自分の子供が産まれたら絶対にりんの様な優しい子供に育てたい。
そう簡単なことではないけど。
話は少しズレるが
自分の子供に対しての虐待とか色々問題があるけど
そういう親の気持ちが本当に人間かと思う位わからない。
わかりたくもないしそういう人間は親とも呼べないと思う。
なんで自分の子供なのにそういう事ができるんだろう。
昔自分もそういう風に育てられたから?
もしそうならその子供の子供もそんな気持ちで子供を持つのだろうか。
永遠にその連鎖は止まらないのかな…?
そんな気持ちで子供を持たないでほしい。
りんの様に愛される子供もいるけど
逆の子供も沢山いるんだろうな…
子供の頃の環境がその人の人格を形成すると
言っても過言じゃない。
なんか熱くなって文が止まらない(笑)
以上にしておこう。