香風智乃ニ号 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
世界No.1俳優の演技シーンの作画は凄かった
映画監督の巨匠の孫娘ポンポさんに可能性を見定められて弟子として働いていた映画オタクの主人公がハリウッド映画監督を任されて完成させるまでの物語。
キャラデザはクセが強すぎてやや違和感を覚えました。
主人公・ポンポさん・新人駆け出し女優でいきなりヒロインに大抜擢されたナタリー達は4コマ漫画の登場キャラのようなデフォルメの強さ、等身の低さですが
世界的俳優のマーティン・色気むんむんの金髪美女のミスティアはもはや作品が違うような等身をしていて、目の大きさから違います。
今作のヒロインであるナタリーにはルックスも内面的にもあまり魅力を感じられなくて、ミスティアの方が最後まで魅力的だったと思ってしまいました。
作画はよく動いていたし特にマーティンの映画内の撮影シーンはすごく上質に描けていて劇場版クオリティだと思いました。
物語の構成は普通、綺麗にまとまってはいましたが…若干どんでん返しのきっかけになる人物との繋がりが安っぽく感じてしまい、感動はなかったです。
この映画が創作者に響くかどうか、正直微妙だと思いました。
ポンポさんのお爺さんの言葉は少し良かったです。