STONE さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とりあえず簡単な感想
原作は未読。
稽古主体ということで、最終決戦前の溜め回といった印象。
メタ的にはこれまで掘り下げていなかったキャラの掘り下げもできるだけやっておこう的な
感も。
柱稽古では多くの隊士が参加していたが、柱と竈門 炭治郎と同じような世代の近しい仲間
以外はほぼモブキャラだった。
これまでも「そうかな?」と思っていたが、本作で「やっぱりそうだった」という感じ。
主人公が組織に加入して成長していくような作品の場合、トップ集団と主人公世代の中間に
位置するキャラもしっかり描かれていると組織に、ひいては作品自体に広がりが感じられたり
するので、この辺はちょっともったいない。
過去の鬼との戦いが主体の展開に較べるとどことなくのんびりした雰囲気があり、作品
キャラが好きな人はこういう展開も楽しめそう。
個人的にはキャラに特に思い入れはなかったりするので、若干中だるみ感はあったが。
と思っていたら、最後に展開と言い、作画と言い、とんでもないものをぶっ込んできた。
この展開を産んだ一端を担っていたのが産屋敷 耀哉。
穏やかで物静かな人であるが、その内にある打倒、鬼舞辻󠄀 無惨への激情が相当なもので
あることが明らかに。
これがかなり狂気を伴ったもので、敵味方含めて一番いかれているかも。
展開の方も鬼殺隊の方から無限城に赴くものと思っていただけに、いきなり皆が無限城に
引っ張り込まれたところで終わり。
観ているこちらは感情が追いつかず、先が気になってしょうがない。
2024/10/19