ace さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大山のぶ代主演の異色戦争アニメ
・中身
ノラクロたち犬と、猿が戦争状態
重火器や戦車、戦闘機で殺し合い「もどき」をしている
犬猿の仲ってことで、犬と猿のチョイスなんだろう
たまにブタの軍隊、ゴリラの軍隊も出てくる
・戦争しているけど、遊んでもいる
わりとガチで戦争している
戦車や戦闘機も登場し、爆弾をくくりつけ自爆テロしようとする者まで出てくるが
爆発をくらったり、大砲が直撃しても死なない、銃弾の雨の中でもかすり傷1つないなど
よくある不死身ギャグ
犬猿同士急に仲良くなったり遊んでるように見える
「戦争ごっこアニメか~~」と思っていたが
柱にくくりつけて銃殺刑にしようとするなど
ガチなときもある・・・
戦争のガチ度については今もよくわからん・・・
◯よい
・「わしはブル連隊長だ。これからはな、ワシを父とも母とも思え!
一人ではないぞ!2度と泣くなよ、のらくろ・・・」
感動の話、シリアスな話が多い
しかもその中身は質が高く、とても良い!
丸ごとギャグだった次作とは打って変わった方針
・熱血漢のらくろ
自分が砂漠で死にかけるというのに
両思いの女の子、ミコちゃんに温存していた水筒の水をすべて与えるなど
非常に男らしい、素晴らしい熱血漢
そうえば自作でもノラクロは熱血漢で素晴らしい漢だったな~
・気持ちのいいキャラばかり!
のらくろ、ブル連隊長、メガネ、ミコちゃん、デカ
気持ちのいいキャラばかりで
不快感のあるキャラは0!
素晴らしいね
◯わるい
なし
◯THE VERDICT
「のらくろ!どっち見てるんだ!キョロキョロするな!前向いて、進めー!!」
10/10
うん
かなり良かった!
自分は10点満点を結構出す甘めの採点をする向きが強いが
久しぶりに出た、「10点満点の中でも上の方のレベル」
つまり、上の上の内容
非常~~に良かった!
思い出深いいいアニメだ!
完全におすすめできる!
・敬遠するなかれ━
1970年だぁ~~~?
犬と猿とブタしか出てこないだぁ~~~?
絶対見ないわwwwwww
・・・という感じで正直、アニメが好きで日常的にアニメを楽しんでいる人でも、
これを進んで見たいと思う人は稀であろう
だが一皮剥いてみると・・・
大山のぶ代(ドラえもん)、、肝付兼太(スネ夫、目ん玉つながり)、
雨森雅司(バカボンのパパ)、たてかべ和也(ジャイアン、ゲジゴン)、
田の中勇(ウメボシ王)などなど
アニメ創世記を支えた伝説的声優勢ぞろい
そしてギャグから、感動回、戦争アクションまで質の高い中身に驚くはずだ
自信を持っておすすめできる!!
・次回作は完全に別物!!!
今作のファンなら見てもいいと思うけど、まったく別作品だ
今作では主演の1つだったあのブル連隊長なんか、脇役も脇役
しかも人に迷惑しかかけない存在に成り下がる
そしてノラクロも全然性格が違う!
今作ノラクロ→15歳くらいの精神性
次作ノラクロ→8歳くらいの精神性
このようにかなり幼い性格になるが、実年齢はほぼ変わらないはず
そして次作は完全にギャグ傾向に振り切っているし、ほぼ人間ばかりが出てくる
今作とのつながりは「名前が同じで、姿が犬」ってところだけ!!
今作では準主役級と言っていい存在の猿軍も消滅する