czWXY96260 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
方向性がグラグラしてる…
・良かった点
作画やアニメーション
作画が安定しており、またEDなども毎回違うなど力が入っている
この作品は作画に結構なお金を注ぎ込まれたのだろうなと感じた
・悪い点
コンセプト・キャラ設定
ロシア語のヒロインというのは悪くなく、またヒロインの姉の意味深設定など良かった。
しかし、ヒロイン以上に主人公やその妹、また中盤辺りからどんどん増えるサブキャラの個性の主張が強過ぎるあまり、全体的にうるさくなりヒロイン個性が薄く感じるほど。
ヒロインにスポットライトを当てたいのか、アクの強い主人公が活躍するところを見せたいのか、やたら主張の強い個性を持ったキャラたちのドタバタ群像劇をやりたいのかわからない。
物語の盛り上げ方
主人公がデキる男設定は嫌いではないが実は有能キャラ設定はいらないと感じた。
ご都合展開が悪いとは言わないが、物語の区切りと盛り上げるポイントを作るためにヒロインのメンタルを弱らせ主人公が王子様的のごとくさっそうと登場、状況解決の答えがわかっているとばかりに鶴の一声で万事解決しヒロインの好感度が上昇、周りはさすが主人公ともてはやす…という演出は立て続けに何度もやられると食傷気味に感じる。
何より隠れ有能の主人公の大活躍が見たいわけでもなく、その活躍もいうほど花がある盛り上がりでもないので、途中でロシア語のヒロインを見たかったのに何でイマイチ共感できない主人公の大活躍を見せられているのだろうと我に返ってしまった。
・まとめ
作画は力が入っているがキャラ設定が足しすぎの詰め込みすぎと感じた。
物語が実は有能主人公の鶴の一声で終わるためイマイチ盛り上がりに欠ける。
あと作品タイトルは別の方が良かったのでは?