タック二階堂 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
同居人はきのこ、時々、胞子撒く。
詳細は公式サイトでも。
徳間書店『月刊COMICリュウ』に連載されていた蒼星きままさん原作コミックのアニメ化作品です。制作は「ゆるキャン△」1、2期のC-Stationです。
家族同然だった愛犬を亡くした絵本作家の主人公。その四十九日に、庭にピンク色のチン…いや、きのこが生えているのを見つけます。ある夜、そのきのこがもぞもぞ動き出し、土の中からピンク色の犬?が出てきました。それが、きのこいぬだったのです。
というお話。
ノリは「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」です。作家的な主人公というのも似ていますしね。
長年、苦楽をともにした愛犬・はなこを亡くし、失意の日々を送る主人公を元気づけるために、きのこいぬがあれこれする話のようですね。
初回はまずまず。
キービジュアルから、幼児向けなのかなと思われがちですが、おそらくはハートウォーミングストーリーといった雰囲気です。まだ、ちょっとどう転ぶかわからない感じはありますが、とりあえずは悪くなさそうですね。しばらくは様子見しますね。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
まさか、ここに「ゆるキャン△」の雰囲気が残っているとは思いませんでした。
主人公。目の感じや佇まい、雰囲気は、完全に志摩リンです。そして、作品全体から流れるテンポや空気感が、「ゆるキャン△」のそれといった感じ。
本家の「ゆるキャン△」は3期で蹂躙されて酷い有様になってしまったわけですが、C-Stationの作品づくりは「ゆるキャン△」での成功体験が生かされているのかも知れませんね。
取るに足らない話を、ここまでいい雰囲気で仕上げてくるのはさすがと言わざるを得ないです。これは安定して面白い作品になりそうですね。
{/netabare}