「ドラゴンボール超 ブロリー(アニメ映画)」

総合得点
72.0
感想・評価
94
棚に入れた
438
ランキング
1227
★★★★☆ 3.9 (94)
物語
3.7
作画
4.1
声優
4.1
音楽
3.7
キャラ
4.0

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ネタバレ

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Zとは別路線のブロリーだが、こちらの時空のブロリーとの激闘も熱い、おすすめ度★★★★★

孫悟空、それと…カカロット

ドラゴンボール超にタイトルが移行してからの初の映画化、ZではMAD素材としても遊ばれるブロリーが超にてリブート、設定が一新されて帰ってきた。

ストーリー自体はブルマのしょうもない願い(5歳くらい若くなりたい)とフリーザのしょうもない願い(身長を5cm伸ばしたい)から始まる一方でブロリーの壮絶な過去、父親に道具扱いされてなお父親を慕うブロリーの悲惨さをメインに描いており、旧作のブロリーとは完全に別物であることを改めて理解する。

途中からはバトル一辺倒の場面になるが、単調にならないように悟空やベジータの段階的な変化、ブロリーの急激な成長を描写することで戦いのギアをどんどん上げていく構成になっている。終盤のブロリーの超サイヤ人化、超サイヤ人ブルー同士の共闘、ゴジータ合体へと畳み掛けが凄まじい。

フルパワーブロリーは伝説の超サイヤ人を彷彿とさせるビジュアルで圧が凄まじくその破壊力と力強さが描かれ、ゴジータの超サイヤ人ブルーも非常にかっこよく激しいラッシュや必殺が描かれる。大迫力の作画表現を存分に活用した構成。

ラストシーンでチライがブロリーを元いた星に返してくれという願いを使ったことでブロリーも自然と正気に戻り、悟空とブロリーが新たなライバルとなるところで話は完結。去り際にサイヤ人名を明かすシーンは同じサイヤ人としてブロリーにワクワクした意味があるのかなぁ。

評価は当然最高で。深いストーリーを作らず迫力のあるバトルだけでもここまで面白い作品を作れるのがこれこそドラゴンボールといったところ。

投稿 : 2024/10/05
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