タック二階堂 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:今観てる
偽装結婚からの、ガチのラブストーリーになるんでしょうね…
詳細は公式でも。
小学館『ビッグコミックスピリッツ』にて連載されていた若木民喜さん原作コミックのアニメ化作品です。制作は葦プロダクション。
旅行代理店に勤める主人公。ある日、上司が部署の中で1人、独身者優先でアンカレッジ支店立ち上げの支店長として派遣されるとの通達。そこで、行きたくない同僚のメインヒロインから、偽装結婚を持ちかけられまして、というお話。
んー、まあ、偽装結婚も、そこからのガチ恋も、ありがちと言えばありがちですわね。代表的なのは「逃げ恥」ね。
初回は、つまらないということはありませんでしたが、あまりにも王道展開すぎてフックがないなという印象でした。
なんでもかんでも奇を衒えばいいというわけではありませんが、もじもじ系主人公とか、豪放磊落な女上司(厳しそうだけど、意外とノリが良いというところまでがお約束)とか。
なんの驚きもない初回でした。
はたして、このフックのなさが今後どうなっていくのか。かなり普通。作画もストーリーも普通。ヒロインの声優が早見沙織さんというところだけがSPといった印象でした。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
なぜ、こんな話を勝負の3話に持ってきたのか謎です。
終始、頭の中に「???」が浮かぶストーリー。なぜ旅行代理店の、しかも錦糸町支店の社員が、外国の王女のアテンドをすることになるのでしょうか。
もうね、ありえない、ありえないとしか…
シリ構が「Re:LIFE」の人なのに、もう少しうまく構成できなかったんでしょうかね。
ああいう外国の女性役は、語学堪能な上坂すみれさn…あ、東山奈央さんでしたか。まあ、彼女も才女なので適役でしょうね。
なんていうか、ストーリーの骨子は悪くないと思うんですよね。で、2話で主人公の郷里の父親が、息子の結婚話を聞いてないって乗り込んでくる展開も、ありきたりではありますが展開としては間違いじゃない。
どうして、その話を進めないのか。3話で閑話みたいな回を挟む理由がわからない。まあ、2人の仲を進展させたかったんでしょうけど。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
そうですよ、そう!
この展開が待っていたもの。これを先週やれって話。
ウソの結婚話を家族がどう思うのか。そして、家族との対峙からのウソがリアルへと変わっていくさまを見せたい作品だと思うんですよね。それで言えば、この4話は正しくまっとうな本筋。
逆に言えば、前回の「ローマの休日」みたいな話は、作家は書いてて楽しいのでしょうけど、観ているほうとしては足踏みにしか感じませんでした。
さてさて、次回は主人公の父親とのエピソード。楽しみになってきましたよ。
{/netabare}