タック二階堂 さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
称賛に値する「なろう異世界クラス召還」モノ。
はい、なろうなろう。
制作はハヤブサフィルム×パッショーネの共同です。
いやあ、すごい作品ですね。
物語を、こうもつまらなく作れるのは称賛に値しますよ。過言かもしれませんが、よくこれをアニメ化しようと思いましたね。原作通りだとしたら。
端的に言えば、ひとり双六をデカい声で独り言を言いながら盛り上がっている寒い動画を見せられている感じ。いわゆる「懲役30分」でした。
ひとりボケ、ノリツッコミ。これがまあ、面白くないこと面白くないこと。
ひとりぼっちってタイトルに付けるぐらいなので、他のクラスメートが出てきても遠目で紹介(不良グループ、脳筋バカ、オタク、ギャル、委員長グループその他)するだけで、喋っているシーンすらない。なので、エンドロールのCAST欄は主人公の梅田修一朗さん1人だけ。
いやもう、すごいですよ。
こんな面白くない作品を作れるのかと。感動すら覚えました。しかも、作画はまあまあなので、クソアニメとしても楽しめない。これこそ、真のクソアニメと言っていいんじゃないでしょうか。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
もし、なにか間違って面白くなったらと一応、2話と3話の途中まで観てみました。
2話はまあ、ギリギリセーフといった感じでしたが、3話がもう醜悪すぎて、やっぱり無理だと悟りました。とにかくもう主人公が嫌いすぎて。
ていうか、基本的に人間というものを描けていないと感じました。いくら異世界に飛ばされたといっても、ぼっち主人公の家に来た女子たちが、やおら制服を飛ぶ勢いで脱ぎ捨て、全員で風呂に入るという。
いや、そんなことします?
このように、とにかくキャラが人間とは思えないムーブを繰り返すんですよね。んで、魚を雷魔法だかなんだかで気絶させる女子がいて、で、その魔法を梱包し始めたところで、この作品ダメだって再断念しました。
みなさん、一縷の期待を込めたギャルを使役する展開も、委員長の一喝で秒で終了w 残念でした。面白い展開にはさせねえよという悪意すら感じる展開w
よくわかんないけど、原作と違うんですか?
だとしたら、ここまでひどい作品に改変されて、よくOKしましたね。今まで、いろいろなクソなろう作品を観てきましたけど、けっこうトップクラスにひどい作品じゃないかな、これ。申し訳ないけど、これを入口に原作を読もうなんて奇特な人、いない気がします…
{/netabare}