ヘラチオ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジャズの熱気に触れた
原作未読
10年ほど経過してのアニメ映画化らしい。
ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大。雨の日も風の日も、毎日たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業を機にジャズのため、上京。高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会う。「組もう。」大は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する大のサックスに胸を打たれ、二人はバンドを組むことに。そこへ大の熱さに感化されドラムを始めた玉田が加わり、三人は“JASS”を結成する。というあらすじ。
独学でサックス始めてからレッスンを少し受けただけの男が圧倒的才能と努力で成り上がるサクセスストーリー。本人は一貫してぶれない感じ。
そして、ちょこちょこ恩師というか関わった人の取材による振り返り。
自分の才能を自負していた天才ピアニストの傲慢、挫折、復活、交通事故。さらには初心者だった元高校の同級生玉田の地道な練習による上達、大学留年と様々な紆余曲折を得て、絆を育てつつもお互いを糧にする。
お互いの実力を認め合いつつも、世界を目指して解散の道を選ぶ。
右手の大けがをおしてのピアノ演奏は涙腺にくるものがある。
テナーサックスの響きが心地良くて作品の時間は長いけど、物語もシンプルで非常に見やすかった。
確かに温度高くて赤通り越して青と思いました。
FIRST NOTE JASS
N.E.W. JASS
WE WILL JASS
BLUE GIANT JASS
Impressions
Low Flame Sonny Stitt
Canon a 3 Violinis Basso c. / Gigue
Samba five