タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
今期の覇権候補…ですよねこれ?
詳細は公式でも。
集英社『週刊少年ジャンプ』連載中の、三浦糀さん原作コミックのアニメ化作品です。制作はテレコム・アニメーションフィルム。
あらすじは…
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中高一貫のスポーツ強豪校・栄明学園に入学した、男子バドミントン部に所属する高校1年生の猪股大喜は、朝練の体育館で毎朝一緒になる1学年上の女子バスケ部の先輩・鹿野千夏に片想いするようになる。
そんなある日、千夏の親が海外転勤する関係で、母親同士が親友であった大喜の家に千夏が同居することになる――
(Wikiより抜粋)
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というところまでの初回。
うんうん。王道の青春部活ストーリー。
なんていうんでしょうね。往年のあだち充作品を彷彿させるような、非常に安心感のある青春ラブコメです。
作画も文句なし。あとは、当たり外れの大きいシリ構がちゃんと仕事をしてくれれば、今期でもトップクラスの作品になるでしょうね。継続視聴です。
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
うん、まだ面白いです。雛のキャラがいいですね。こういう可愛い役もいけますね鬼頭明里さん。
話的には、やっぱり往年のあだち充先生感があります。主人公とヒロインの同居という設定は、あだち作品の王道ですもんね。「陽当り良好」とか。そして、可愛らしいヒロインのライバルポジも登場ってのも、「みゆき」感あるしね。
少し気になってきたのは、漠然と感じるんですがストーリーの進め方が予定調和的に見えるというか…。これが演出のせいなのか、それとも脚本か。かっきーは実績のある脚本家ですが、たまーにやらかす印象。「青のオーケストラ」とか「ナナマルサンバツ」とか…
そして、テレコムのキャラ作画が、ほんの少しあやしく感じたのも気掛かり。人物のアップが、ほんの少しバランスが悪かったような…
と、気掛かりはありますが、まだ面白いです。うん、まだ面白い…
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
なんていうかね、ヒロインの千夏が可愛いって声が大きいですが、確かに可愛くはあるのですが、まったく魅力を感じないんですね。
その原因は、いわゆるラブコメの理想的なヒロイン像を作り上げているだけだから。まるでお人形さんみたいで、人間味を感じない。「タッチ」の南ちゃんも、ヒロインの理想像で聖人君子のようでしたが、まだ人間味がありました。対する千夏は、本当に面白みのないヒロイン。
赤の他人の家に下宿することになって、しっかりと家事のお手伝いもして、家の人から気に入られて。はいはい、いいですね。そんな人間います? 思春期ど真ん中ですよ?
設定の異常さを、そのまま受け入れているキャラたちに違和感しかない。しかも、同級生たちにバレないように生活するって、そんなストレスフルな学生生活、何が楽しいんだって話。
ラブコメの、こういう舞台設定にすればドラマが作れるな、って感じで作られた作品っぽくて、なんかね…
ちょっと、そろそろ何かしらのブレイクスルーがないとね。部活頑張ってます的な話も取ってつけたかのよう。主人公の恋愛脳が激しすぎるからね。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
ダラダラとクッソ長い主人公のモノローグのあと、千夏に声かけて荷物を持ちますよと言って断られて、「じゃあテイク2で」って偶然出会ったふりをし始めたところで、「あ、これはもうダメだ」となりました。
ここまでも、たいして面白くないなと思いながらも惰性で観続けてきましたが、さすがに観続けられる気がしなくなったので、ここで断念します。
やー、莫大な広告費を使って、TBSのアニメ事業部長が覇権だと煽った挙げ句にこれですか。まあ、原作の問題もあるのでしょうけど、控えめに言ってホントにつまらなかったです。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}