タック二階堂 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:今観てる
ハチャメチャ感がたまらない。
詳細は公式サイトでも。
集英社『少年ジャンプ+』連載中の龍幸伸さん原作コミックのアニメ化作品です。制作は「映像研には手を出すな!」「平家物語」「夜は短し歩けよ乙女」「犬王」など、そして最新では劇場版「きみの色」を手掛けたサイエンスSARUです。
同サービスでは、最新話の更新ごとに100万閲覧を突破するなど、『SPY×FAMILY』、『怪獣8号』に続く看板漫画になっているとのこと。
原作未読ですが、なんていうか、さすがSARU。ハチャメチャなアニメーションがクセになる作品。
まあ、ストーリーは、怪異にイチモツを奪われたオカルト少年・高倉健(俳優とは関係ありません)が、霊媒師を祖母に持つ女子高生の綾瀬桃と一緒に怪奇の世界へと足を踏み入れていく、というもの。
TRIGGERアニメっぽさもありますよね。「キルラキル」的な。シッチャカメッチャカ。でも、こういうのがアニメだって感じ。面白いです。もちろん、継続視聴です。
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
ワケわかんないけど面白い。それって、実は最強なんじゃないかと。
普通は、ワケわかんないと面白くないってことになるわけですが、ワケわかんないのに、なぜか目が離せない。先が気になるし、続きが観たくなる。
まあ、その大部分を占めているのがサイエンスSARUのアニメ表現ということも言えるのですが。細かい描写が本当にうまい。漠然とした言い方になりますが、キャラが生き生きと動いているのが伝わってくるんですね。
モモのキャラが、これまたいい。脚本がいいからか、セリフの掛け合いが面白い。それに応える声優さんもいい。若山詩音さん、こういう役どころもいいですねえ。「負けヒロイン」の檸檬よりもいい。
アニメ表現を見ているだけでも、このワクワク感がアニメなんだなぁって感じる、覇権候補筆頭にふさわしい作品でしょうね。
{/netabare}