タック二階堂 さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「異世界ノブヤボ」はまだまだ続く。
詳細は公式サイトでも。
で、まずは1期を観てからですね。
1期では、若干12歳で弱小領地の領主となった、稀有な「鑑定眼」というスキルを持つアルス・ローベントが、そのスキルを使って有能だが不遇な立場にいたリーツやシャーロット、ロセルを「人心を以て」配下にして、領地経営を行っていくといった、いわゆる「異世界ノブヤボ」のようなストーリーでした。
で、その続編。
ま、ここはコーエーテクモ「三國志」っぽくあるんですが、簡単に言うと「義勇軍」のような組織を引き連れ、君主・クランの下に馳せ参じ、反逆心を抱くクランの弟・バサマーク軍の討伐に加わっていくといったストーリーです。
そうした「国盗りシミュレーション」ゲームが根強い人気なのは、やはり面白いからであって、それを小説、アニメに落とし込んだら、それは面白いのは当然と言えば当然なんですよね。しかも「信長の野望」「三國志」と違い、結果がわからない(結末は作者の頭の中にある)から、続きが気になるといった面白さがあるのですよね。
ま、挙げていけば欠点はいくらでもありますが…(転生要素はどこに? 2期になって鑑定眼のスキルはほとんど意味をなさないが? など)、それを差し引いても楽しめた作品でした。続編に期待しましょう。