Bハウス さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
救世主は死にたがりの作家
やわらかスピリッツに連載されている漫画原作
太宰治をモチーフにした主人公が
心中を図ろうとしたらトラックに当たり
異世界転生してしまった
転移先の世界はエアステン聖堂という
宗教組織が魔王を倒すために定期的に転移させており
主人公の担当アネットから勇者になるよう求められる
人の世をはかなんでいる主人公は拒否した後
こう伝える
「生まれながらに作家でありそれ以上でも以下でもない」
ステータスは最低レベルで猛毒持ちという
主人公は勝手に外へ飛び出したところ
デスツリーに襲われていた獣人の女の子を見つける
技もない主人公はあっさり捕まってしまうが
逆に体内の猛毒で相手の状態異常を引き起こして倒してしまう
それまで事務的な作業を行っていたアネットは
自由な生き方をしている主人公(センセー)に憧れと
好意を抱き神官をやめてついていく事にした
センセーは心中相手のさっちゃんを見つけるべく
アネットと故郷に戻るたま(獣人の女の子)を
連れて旅が始まる
スタッフが「異世界おじさん」を担当していた
河合滋樹監督とあってギャクシーンもふんだんに
ちりばめており
センセーが睡眠薬を毎週スナック感覚で
かじるのがお約束
アネットは慎重勇者のリスタルテのような
報われないコメディリリーフの役割
大久保瑠美さんの演技が光るw
旅の途中で謎の聖剣を持つ少年ニアも加わって
話の展開もセンセーのあずかり知らないところで
エアステン聖堂と憤怒の魔王を倒した7人の転移者の
争いに巻き込まれていく
センセーは戦闘は全くしない代わりに
転移者の小説を書き上げ現世に戻す
固有能力「ストーリーテラー」を持っており
初登場のシーンを見て印象が一変する
「文豪ストレイドッグス」見ていないから
余計新鮮だったのもあるが
転移者の関係も年代がばらばらで
暴走族が出てきたと思ったら謎の鎧武者が出てくるので
見ていて飽きが来なかった
最終回の内容見ると続きやりそうだけど
キャスト抑えるの大変な座組だからなぁ~(ノД`)・゜・。