ヘンゼル さんの感想・評価
1.9
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
嫌いな作品に成り下がりました
白虎族は百歩譲って分かるとして、ラフタリアに近しい関係を持っていたサディナの存在を示唆するセリフ及び、過去回想、一切なし!
ドラゴンゾンビになっていたドラゴンの娘の伏線、一切なし!
それどころか前々からこの展開考えてました感が余計に鼻につきます。
(原作であったらすみません)
そして最終話で一番のゴミ展開、ラフタリアがなんかの国の王族の家系生まれだったという事が明かされます。
そんな重大な伏線あった?確認してみましたが、一切ありませんでしたよ?
せめて舞台となる遥か東の国の情報は出しとけって話ですよ、事前に。
こういう唐突な展開って新たに仲間になるキャラとかが、その話を作るために登場させました感があって、作者の都合のいいように動かされ、その世界で生きているように感じないんですよ。
はっきり言います。
クソなろう系作品に片足どころか膝辺りまで浸かってますよ。
まあもうキャラがどうとかじゃないですね。
見どころと言えばフィーロのライブシーンぐらいで、ラフタリアも影薄くなってるし、伏線抜きにしても話もそこまで動かないし。
主人公は成長しないし。個人的には二期より劣化している出来です。
結局、物語ってまずラストを考えないとその場しのぎの浅い展開になるんですよ。
なぜなら次に繋ぐための展開を用意したくても用意できないから。
別にこれがスローライフ系とかだったら目をつぶるし、そもそも期待していないので何も言いませんよ。
しかし本作ってラストありきじゃないですか。
どんなラストになるんだろうと楽しみにしていましたが、これじゃ何も考えていないじゃないかと疑ってしまいますね。
実際そうなんじゃないかとはもう思っていますが。
復讐譚が良かった分、がっかり度が凄まじい作品でした。