dossun さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
事細かく作られたストーリー構成が良い
24年9月視聴。
よかったところ
・ロベルト、平賀のバディ感が良い
・伏線回収が見事
・いい意味でオカルトチックな謎が豊富
うーん
・描写に刺激が強いものがある
おすすめ回
第4話「それでも尚、我は神を信ず」soredemonao warehakamiwosinzu
第5話「天使と悪魔のゲーム」tenshitoakumanogemu
第8話「死ぬことによってのみ、永遠の生命によみがえることを深く悟れ」shinukotoniyottenomi eiennoseimeiniyomigaerukotowohukakusatore
第11話「闇の黄金、我、主とともに」yaminoougon ware syutotomoni
{netabare}
平賀、ロベルトの奇跡調査官が様々な場所で伝えられる奇跡について調査し、その真相を暴くサスペンスミステリーとなります。
内容としては、かなり情報量が多いため、内容を整理しながら見ないとおいて行かれてしまうかもしれません。しかし、奇跡として報告される事象には必ずそのトリックがあり、そのトリックを見破る前にも様々な殺人や謎がちりばめられ、ひとつひとつ謎を解いていく楽しみが大きいです。4話目では、学園の創始者がナチス絡みであったり、8話目で亡くなった司祭がまさかの最終回で登場するなど、謎が謎を呼ぶ展開が多く、見ていて探求心が掻き立てられます。
キャラとしては、諏訪部順一さんが演じるロベルトがめちゃくちゃかっこいいです。彼は平賀を信じ、彼とともに相性ぴったりのバディとして調査を進めますが、8話目では、自分の出生の秘密を話すことで、奇跡を起こしたといわれる人物の正当性を解き、その謎と向き合います。彼の自分の弱さを認めつつ職務を全うする姿勢が非常に素敵だなと思いました。
ということで、刺激的な描写も強いので、食事中にはおすすめできないアニメとなりますが、ミステリー好きの人にはぜひともおすすめしたい作品です。{/netabare}